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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年5月22日

イタリアの魅力を満喫!6泊8日の人気観光都市周遊モデルコース

イタリアに訪れる方必見!おすすめの観光モデルコースをご紹介します。

定番スポットに絞れば8日で4都市をめぐることができるイタリア旅。飛行機の移動で3日間使うのがオーソドックスなので6泊8日でプランを考えていくのがおすすめです。

ここでは、定番スポットを中心にした満足度の高いモデルコースをご案内します。

イタリア観光モデルコース1日目 日本からミラノへ

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直行便または経由便で13~18時間、夜にローマ到着。初日はホテルでゆっくり過ごして、移動の疲れを癒やしましょう。

Q.イタリアと日本の時差は?

A. マイナス8時間
通常は日本時間からマイナス8時間。3月の最終日曜から10月の最終日曜までのサマータイム実施期間中は、マイナス7時間。2024年のサマータイムは3月31日~10月27日です。

■日本時間 正午のとき→イタリアは午前4時(サマータイムの場合午前5時)

イタリア観光モデルコース2日目 夕方までミラノ観光

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ミラノではドゥオモとガッレリアを散策。

ウィンドウショッピングを楽しみましょう!

イタリア観光モデルコース ミラノのおすすめスポット1.ドゥオモ

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正面からだけでなく、側面や後ろからの姿もしっかり眺めたい

1386年、ミラノを支配していたヴィスコンティ家の領主ジャン・ガレアッツォの命令により建設が始まりました。

当時ミラノは領邦君主制下で隆盛を誇っており、この黄金期を迎えた都市に「ローマのサン・ピエトロのような大聖堂を」と君主が考え、計画され、500年以上の年月をかけて1932年に完成しました。

住所:P.zza del Duomo
営業時間:9:00〜19:00、チケット販売は18:00まで、入場は18:10まで 無休(聖堂、地下は日曜の入場はできない)
アクセス:1・3号線ドゥオモ駅から徒歩1分

イタリア観光モデルコース ミラノのおすすめスポット2.最後の晩餐(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会)

赤レンガと白い漆喰の対比が美しい。特にクーポラは幾何学模様が壮麗な雰囲気

市街地から少し離れた、赤茶色の大きなクーポラが目印の教会。ドメニコ派の修道院だった建物を15世紀末にスフォルツァ家が改装しました。

ファサードはゴシック様式で、クーポラのある後陣はブラマンテの設計により増築したもの。ルネサンス様式で建てられたので正面との違いがはっきりしています。

住所:Via Giuseppe Antonio Sassi 3
営業時間:10:00〜12:20、15:00〜17:30(7月15:30〜、土・日曜、祝日15:30~17:30)、最後の晩餐8:15〜18:45 
定休日:月曜(見学)、教会は無休
アクセス:1号線コンチリアツィオーネ駅から徒歩6分

 
⇓ ヴェネツィアへ移動

イタリア観光モデルコース3日目 終日ヴェネツィア観光

ゴンドラに乗って細い運河から街をのんびり見学しよう

ゴンドラの乗船は必須。ヴェネツィアらしいガラス工芸品や刺繍、カーニバルのマスクなどをお土産に購入するのもおすすめです。

時間があれば他の島へも訪れてみましょう!

イタリア観光モデルコース ヴェネツィアのおすすめスポット1.サン・マルコ広場

コッレール博物館を背に、鐘楼やサン・マルコ寺院が建つサン・マルコ広場を眺める

かつて隆盛を極めたヴェネツィア共和国の歴史の中心地。政治の中枢ドゥカーレ宮殿、信仰の中心サン・マルコ寺院などが並び、国運を左右する決定や祭事が行なわれていました。

18世紀、街を訪れたナポレオンが「世界で最も美しい空間」と讃えたこの広場。広場に面したサン・マルコ寺院の美しさは格別で、内部のモザイク画や装飾は見逃せません。

住所:P.zza S. Marco 
アクセス:1・2・N番サン・マルコ・ヴァッラレッソから徒歩3分

イタリア観光モデルコース ヴェネツィアのおすすめスポット2.アカデミア美術館

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世界でも類を見ないヴェネツィア派のコレクションが集結する美術館。自由な雰囲気のなかで生まれた絵画は、明るい色彩で描かれ、独自の発展を遂げました。

住所:Dorsoduro 1050 
営業時間:8:15~19:15(月曜~14:00)、入場は1時間前まで
定休日:無休 
アクセス:1・2・N番アカデミアから徒歩1分

イタリア観光モデルコース4日目 午前中フィレンツェへ移動、 フィレンツェ観光

ジョットの鐘楼の展望台からはフィレンツェの街を見渡せる

まずはドゥオモを散策。見学後はジョットの鐘楼に上り、花の都を一望しましょう。ポンテ・ヴェッキオやシニョーリア広場を散策するのがおすすめです。

イタリア観光モデルコース フィレンツェのおすすめスポット1.ドゥオモ(サンタ・マリア・ デル・フィオーレ大聖堂)

ミケランジェロ広場から眺めるドゥオモとフィレンツェの街並み

ドゥオモとはカトリックの教区ごとの中心となる教会の名称。この聖堂の正式名称のサンタ・マリア・デル・フィオーレは「花の聖母大聖堂」を意味しています。

ドゥオモ周辺
住所:P.zza del Duomo 055-2302885
アクセス:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩10分

イタリア観光モデルコース フィレンツェのおすすめスポット2.ウッフィッツィ美術館

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15〜16世紀に西洋美術の新しい道を開拓した革命的なルネサンス芸術。この時代の秀逸な作品を数多く所蔵し、年間数百万人が訪れるという、世界でも最重要の美術館のひとつです。

シニョリーア広場周辺
住所:P.le degli Uffizi
営業時間:8:15〜18:30、チケット販売と入場は17:30まで
定休日:月曜
アクセス:シニョリーア広場から徒歩1分

イタリア観光モデルコース5日目 午前中フィレンツェ観光

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  ボッティチェッリ作『春(プリマヴェーラ)』は、ウッフィッツィ美術館で見られる

午前中はウッフィッツィ美術館でルネサンス芸術を。ランチは肉グルメを楽しみましょう。

イタリア観光モデルコース フィレンツェのおすすめグルメ1.リストランテ・サンタ・フェリチタ

トスカーナ名産のキアナ牛のTボーンステーキ。写真は2人分でボリューム満点。ポテト付き

サンタ・フェリチタ教会前のリストランテ兼ピッツェリア。カジュアルなテラス席とシックな屋内席で本格的な料理がリーズナブルに楽しめます。写真入りメニューも見やすく注文のしやすさもおすすめのポイントです。

住所:P.zza di S. Felicita 6/7r 
営業時間:10:00~23:00
定休日:無休 
アクセス:ポンテ・ヴェッキオから徒歩1分

イタリア観光モデルコース フィレンツェのおすすめグルメ2.ボルゴ・アンティーコ

トスカーナの名物料理。幅広の平麺パスタにイノシシ肉とトマトのラグーソースを和えた一品

サント・スピリト広場に面した老舗のトラットリア兼ピッツェリア。広場で開かれるマーケットや行き交う人々を眺めながら楽しく食事ができます。人気店なので週末の夜は予約を忘れず行いましょう。

住所:P.zza S. Spirito 6r 055-210437 
営業時間:12:00~24:00
定休日:無休
アクセス:ポンテ・ヴェッキオから徒歩7分

 
⇓ 午後ローマへ移動

イタリア観光モデルコース6日目 終日ローマ観光

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ローマで最も大きい噴水「トレヴィの泉」

スペイン広場やトレヴィの泉で記念撮影をしたら、フォロ・ロマーノ、コロッセオへ。コロッセオは夜のライトアップも美しいです。

イタリア観光モデルコース ローマのおすすめスポット1.コロッセオ

古代ローマ社会最大の娯楽スポットとして建設された巨大な闘技場の遺跡。今にも観客たちの歓声が聞こえてきそうな圧倒的な迫力を間近で体験しましょう。

■フォロ・ロマーノ周辺
住所:P.zza del Colosseo
営業時間:9:00~19:15(9月は~19:00、10/1~10月最終土曜は~18:30、10月最終日曜~2/28は~16:30、3/1~3月最終土曜は~17:30)、入場は1時間前まで
アクセス:B線コロッセオ駅から徒歩1分

イタリア観光モデルコース ローマのおすすめスポット2.フォロ・ロマーノ

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ローマ帝国の政治・経済・宗教の中心地だった「フォロ」。
遺跡群の間を歩きながら、権威あるローマ市民の歴史に思いを馳せる時間を楽しみましょう。

■フォロ・ロマーノ周辺
住所:Largo della Salara Vecchia 5/6
営業時間:9:00~19:15(9月~19:00、10/1~10月最終土曜~18:30、10月最終日曜~2/28~16:30、3/1~3月最終土曜~17:30) 
定休日:無休 
アクセス:B線コロッセオ駅から徒歩5分

イタリア観光モデルコース7日目 午前中ヴァチカン見学

 ヴァチカンの必見スポットのひとつ、システィーナ礼拝堂

帰国前にサン・ピエトロ大聖堂とヴァチカン美術館を見学を楽しみましょう。

イタリア観光モデルコース ヴァチカンのおすすめスポット1.ヴァチカン美術館

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市国内にある大小20以上の博物館や美術館の総称が「ヴァチカン美術館」。見学コースは全長7㎞、総面積4万2000 ㎡に及びます。

有名なミケランジェロのシスティーナ礼拝堂をはじめ、貴重な文化遺産が海外に流出することを防ぐため、歴代の教皇たちが積極的に芸術作品を収集してきました。

住所:Viale Vaticano
営業時間:月〜土曜9:00〜18:00入場は16:00まで、毎月最終日曜は〜14:00入場は12:30まで、5月上旬~10月下旬の金曜9:00~22:30、入場は20:30まで、土曜~20:00、入場は18:00まで 
定休日:日曜(毎月最終日曜9:00〜12:30は無料で開館)、祝日 アクセス:A線オッタヴィアーノ/サン・ピエトロ/ムゼイ・ヴァチカーニ駅から徒歩7分

イタリア観光モデルコース ヴァチカンのおすすめスポット2.サン・ピエトロ広場

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サン・ピエトロ大聖堂の正面に広がる広場。長さ340m、幅240mと南北に長い楕円形で、大規模な行事の際には最大30万人もの人々を収容することができるほどの広大な敷地です。

イタリア人建築家ベルニーニが設計を担当し、約11年の歳月をかけて1667年に完成させました。回廊の上には140体ものカトリック聖人像が並び、観光客から信者まで、訪れる人々を静かに見守っています。

⇓ 午後帰国の途へ

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