1・2・3月のオーストラリアの気温と服装を徹底解説 オーストラリア旅行前に各都市の気温を知ろう!
1・2・3月のオーストラリアの気温は何℃くらいになるのでしょう? オーストラリア旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いの...
更新日:2024年5月13日
荒涼とした砂漠地帯にたたずむ巨岩、エアーズロック(ウルル)と、少し離れた場所に位置する奇岩の集まり、カタ・ジュタ。
この2つはアボリジナルの聖地であり、世界遺産に登録されています。
今回はオーストラリア旅行必見の観光スポット、エアーズロック(ウルル)、カタ・ジュタをご紹介します。
この驚異の絶景をぜひ目のあたりにしてください!
世界最大級の一枚岩
エアーズ・ロックとも呼ばれ、「地球のへそ」とも例えられる高さ348m、周囲9.4kmの巨大な一枚岩。先住民アボリジナルにとっての聖地であり、畏敬の念を抱いている。2019年10月26日以降、観光者向けの登山は禁止されている。
大小36の奇岩の集合体
オルガ岩群とも呼ばれ、「たくさんの頭」の意味の名を持つ奇岩群。かつては1つの岩山だったが、長年の間に風化が進み現在にいたる。ウルルに並び、アボリジナルの敬意の対象になっている。
オーストラリアの先住民
約5万年前の第4氷河期にオーストラリア大陸に渡り、住み着いた先住民。1788年、イギリスによる植民地化が始まるまでの間、隔絶された大地で今に受け継がれる独自の文化を築き上げた。
長い時間をかけた浸食
ウルルもカタ・ジュタももとは巨大なひとつの岩山だった。それが雨や風によって浸食され、悠久の時間をかけて現在の姿になった。何万年後にはまた違った姿になっているかもしれない。
できれば2日以上
とにかく広大なウルル-カタ・ジュタ公園。ウルルとカタ・ジュタを両方訪れるなら最低でも2日は欲しい。そして、サンライズとサンセットの太陽の位置で変わる色を目に焼きつけたい。
オプショナルツアーが便利
安心して観光するためにも、ツアーに参加したい。熟練の知識豊富なガイドスタッフが、車の運転から観光のポイントや注意事項の説明、食材の手配まで行なってくれるツアーもある。ラクダやヘリコプターに乗れる楽しいツアーも催行されているので、チェックしたい。
一周10.6km/所要約3時間30分
ウルルのまわりをぐるりと一周している健脚向きのコース。マラ・ウォークやクニヤ・ウォークで見られるポイントもカバーできる。
往復1㎞/所要約45分
クニヤ駐車場からムティジュルの泉までの遊歩道。クニヤとは、アボリジナルの伝説の善の蛇、ニシキヘビのこと。ムティジュルの泉近くの岩肌に、ハート形のくぼみが見られるところがあり、「ウルルの心臓」と呼ばれている。
往復4㎞/所要約1時間30分
登山口駐車場からカルチュラル・センターまで。マラ・ウォークなどとは違い、少し遠目からウルルを眺め歩く。
往復2㎞/所要約1時間30分
登山口駐車場からカンジュ・ゴージまでのコース。壁画が見られるウェーブ・ケーヴなどのポイントがある。マラとはワラビーのことで、アナング族の祖とされる。マラ・プタは、安産祈願や出産の儀式が行なわれたとされる聖地。
全長7.4km/所要約4時間
風の谷エリアの巨岩の間を縫うように歩くトレッキングが楽しめる。2ヵ所の眺望ポイントからの雄大な景観は忘れられない思い出になるはず。
往復2.6㎞/所要約1時間
地表から546mというスケールの大きな岩の間を歩く。比較的平坦だが、夏場の暑さは想像を絶する。十分な飲料水を持っていくことを忘れずに。
砂漠の中の緑豊かなオアシス
高級ホテルからバックパッカー向けのドミトリー、キャンプ場までさまざまなタイプの宿泊施設がそろう一大リゾート。十数軒のレストランやショッピングセンター、郵便局、スパもあり、小さな街のようになっている。周囲には高い建物はなく、セイル(帆)を使った日陰の演出や微風を生むデザインなど、建築家フィリップ・コックス氏による環境に配慮した設計も必見。
エアーズ・ロック・リゾートからウルルまでは約20㎞の距離があるが、リゾート内にある5か所の展望台からその雄姿を望むことができる。
カタ・ジュタは約50㎞離れているので、リゾートから見るのは難しい。
各レストランやバーでワインやカクテルが楽しめる。
リゾート内の酒店はアウトバック・ホテル&ロッジにあるボトルショップのみ。営業時間は12~21時、お酒の購入は本数制限がある。
周辺には、ディンゴやモロクトカゲ、クリステッドピジョンという鳥類など、たくさんの野生動物が生息している。野生のラクダやカンガルーを見かけることもある。
今回はオーストラリアのエアーズロックをご紹介しました。時間帯によってさまざまな表情を見せてくれる大自然に、感動間違いなしのスポットです!
この他にも、オーストラリアには注目スポットが盛りだくさん。ぜひ事前にチェックして、楽しいオーストラリア旅行にしてくださいね。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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