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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年4月26日

シンガポールに行くならガーデンズ・バイ・ザ・ベイへGO!未来型植物園を楽しみつくそう

シンガポールのマリーナ湾に面して造られた広大な未来型植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。

中心部には巨大なスーパーツリーが立ち並び、その幻想的な景観はまるで異世界のようです。

今回は、“ネイチャーシティ・シンガポール”を象徴するワンダースポットのガーデンズ・バイ・ザ・ベイの楽しみ方を徹底紹介します。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイについて知ろう

巨大なスーパーツリー。類のない幻想庭園
マリーナベイ・サンズから歩行者用の橋を渡った先に造られている広大な庭園。現在はその約半分にあたるベイ・サウスが公開されている。シンボルは中心部に置かれた50mにもなる巨大な人工樹、スーパーツリー。ほかにも高原の自然を再現したドームなど、多彩な庭園が造られている。ダイニングも質が高く、わざわざ訪れる価値あり。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
住所:18 Marina Gardens Dr.
交通:MRTベイフロント駅から地下通路へ向かい、ドラゴンフライ・ブリッジを渡れば入園できる。タクシーの場合は、マリーナ・ガーデン・ドライブ沿いにあるメインゲートに到着する。MRTガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅から徒歩4分
営業時間:9:00〜21:00(チケットカウンター)
休業日:無休
料金:入園無料

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの基本情報

マップはアプリからダウンロード


マップは無料の公式アプリを活用。GPSで現在の位置が分かるので、目的地までのルートも分かりやすい。またチケットも購入できるのも便利。

チケットの購入


有料施設のチケットは、ベイフロント駅隣のベイフロント・プラザで購入できる。フローラル・ファンタジー隣のビジターセンターでも扱っている。

バスで園内を楽に周遊


ベイフロント駅とフラワードーム間をシャトルバスが運行。S$3で当日乗り放題。9:00〜21:00(チケット販売は〜20:30、10分間隔で運行)。音声案内付のオーディオ・ツアーもあり、こちらはS$10、子供S$5。

多彩な園内グルメスポット


屋台の料理が楽しめる「サテ−・バイ・ザ・ベイ」や、ハンバーガーのシェイクシャック、おしゃれなダイニングなど、園内の食事処はとっても多彩! ランチでもディナーでも、積極的に利用したい。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの必見スポットBEST4

必見スポット1.スーパーツリー・グローブ


大小12本の巨大な人工ツリーが立つ。空中回廊の「OCBCスカイウェイ」も体験!

必見スポット2.フローラル・ファンタジー


花とアート、テクノロジーが融合した、幻想的なスポット。

必見スポット3.クラウド・フォレスト


ドーム内に滝が流れる人工の山が造られ、希少な植物も。空中の回廊もスリル満点。

必見スポット4.フラワー・ドーム


ハイテク技術を駆使したドーム内に世界各地の春を再現。室内には多彩な植物が。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの見どころ1.スーパーツリー・グローブ

独特の存在感を放つスーパーツリー。上部にスカイウェイが架けられている

スーパーツリーと呼ばれる巨大な人工ツリーが林立。金属を組み上げて造った樹木に本物の緑が茂り、ガラスのドームやマリーナベイ・サンズといった近未来的な建造物を背景にした景観は、まさにSF映画の世界のよう。

スーパーツリーのDATA
【高さ】25m〜50m
中心にある最も高いスーパーツリー。夜は幻想的なライトアップも。
【種類】約200種
スーパーツリーの側面に植えられているのはランやシダ、ツル植物など。

まわりかたアドバイス
スカイウェイのチケットは、上りエレベーターのそばにあるブースで購入する。広場にはフードコートもあり、少し休みたいときにはそちらで。

スーパーツリー・グローブ
営業時間:5:00〜翌2:00
休業日:無休
料金:無料

スーパーツリー・グローブの楽しみ方1.OCBCスカイウェイ

地上22mの高さで、歩道がツリーを結ぶ


2本のスカイツリーをつなぐ吊り橋で、上からはマリーナ地区の名所が見渡せる。床面が金網状で透けているので、スリル満点。歩いて渡る進行方向はワンウェイ、三脚の使用は禁止。

吊り橋の上からは園全体が見渡せる

営業時間:9:00〜20:30(閉園は21:00)
休業日:月1回不定休
料金:大人S$12、子供(3〜12歳)S$8

スーパーツリー・グローブの楽しみ方2.ガーデン・ラプソディ

画像:123RF


音楽に合わせて、さまざまに色を変えていくスーパーツリーのライトアップショー。夜空に浮かび上がる姿は幻想的。音楽が聞こえるならばどこでも楽しめるが、やはりスーパーツリーの真下が特等席。上演時間は約10〜15分間。

開催時間:19:45と20:45
休業日:無休
料金:無料

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの見どころ2.フローラル・ファンタジー

2019年4月にオープン。150種、3000本以上の植物が、アート、テクノロジーと共に織りなすファンタジックな空間。「ダンス」「フロート」「ワルツ」「ドリフト」の4エリアに分かれ、それぞれ異なる表情を見せてくれる。カラフルなヤドクガエルがいる水槽もお見逃しなく。

まわりかたアドバイス
ルートはダンスからドリフトまでの順路になっている。敷地は広くないので撮影しながらでも1時間あれば楽しめる。

観られる植物
ネーミングが面白い花から、不気味な食虫植物まで、園内には多彩な植物を展示。

プリムラ


ダース・ベイダー


エピデンドラム

フローラル・ファンタジー
営業時間:10:00〜18:30(閉館は19:00)、土・日曜・祝日は10:00〜19:30(閉館は20:00)
休業日:月1回不定休
料金:S$20、子供(3〜12歳)S$12

フローラル・ファンタジーの楽しみ方1.順路に沿って花を楽しもう

ダンス

天井から吊り下げられた花のボールが上下に動きダンスをしているよう。

フロート
入口を入ると、頭上に美しい花の小川が続く。花は毎月替えられる。

ワルツ

雨の降る森を歩こう。さまざまな形に変化する雨が楽しい。

ドリフト
最後は岩に囲まれた洞窟のような空間。鍾乳石のように緑が垂れ下がる。

フローラル・ファンタジーの楽しみ方2.ギフトショップ


園内にギフトショップは3か所。売れ筋は、自然をモチーフにしたオリジナル雑貨やTシャツなど。お菓子類もある。

営業時間:9:00~21:00
休業日:無休

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの見どころ3.クラウド・フォレスト


熱帯の高地にのみ広がる冷涼で湿度の高い雲霧林を再現した施設。入場したら、まずはエレベーターで人工の山の上に昇る。雲霧林に生息する希少な植物を眺めながら、宙に大きく張り出した空中回廊を歩いて下っていこう。

まわりかたアドバイス
冷涼な気候を再現しているため、気温が低い。上着を用意しておくと安心。順路は一本道なので迷う心配はない。

クラウド・フォレスト
営業時間:9:00〜20:00(閉園は21:00)
休業日:月1回不定休
料金:大人S$53、子供(3〜12歳)S$40(フラワー・ドームとの共通券)

クラウド・フォレストの楽しみ方1.クラウド・ウォーク

空中に浮かぶ回廊を歩いて行く


山の周囲にめぐらせた空中回廊。山の表面の植生やところどころに置かれた彫像を眺めながら、歩みを進めると、入口の滝の裏側にたどり着く。

クラウド・フォレストの楽しみ方2.ロスト・ワールド

人工の山の上に高地を再現している


エレベーターで上がった先にある、高山地帯を再現した空間。ミストを噴射して作った人工の雲がたなびくなか、高山地帯特有のランをはじめ、色とりどりの花々が観賞できる。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの見どころ4.フラワー・ドーム

それぞれ趣向の異なる9つのエリアをめぐる


南アフリカや南アメリカ、地中海といったエリアごとに世界各地の植物を展示。とくに必見なのはドーム内上階で異彩を放つバオバブとボトル・ツリーの森。種類豊富に展示された、サボテンをはじめとする多肉植物も見逃せない。

まわりかたアドバイス
まずは入口右手のバオバブと多肉植物のエリアへ。そこから円を描くように階層を下りながら、中央の大花壇へ向かう。

観られる植物
低層のフラワーフィールドは企画ごとに違う花に出会える。豊富な多肉植物にも注目。

チュウキンレン


ユーコミス


フクシア

フラワー・ドーム
営業時間:9:00〜20:30(閉園は21:00)
休業日:月1回不定休
料金:大人S$53、子供(3~12歳)S$40(クラウド・フォレストとの共通券)

フラワー・ドームの楽しみ方1.マーガレット

フラワードームの緑豊かな庭園に囲まれた、ミシュラン一つ星のダイニング。産地や食材にこだわった、7つのコース料理が味わえる。高級ワインは、モロッコなどの珍しいラベルも用意。

マーガレット
営業時間:火〜金曜ディナー18:00〜23:00(土・日曜はランチ12:00〜15:00、ディナー〜22:30)
休業日:無休

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを満喫しよう

今回はシンガポールの注目スポット、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイをご紹介しました。多彩な美しい植物や夜のライトアップショーなど、見どころがたくさんあって1日中楽しめます!

この他にも、シンガポールには注目スポットが盛りだくさん。ぜひ事前にチェックして、楽しいシンガポール旅行にしてくださいね。

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