1・2・3月のタイの気温と服装を徹底解説【2024年版】タイ旅行前に各都市の気温を知ろう!
1・2・3月のタイの気温は何℃くらいになるのでしょう? タイ旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いのかなど、気温をも...
更新日:2024年4月30日
タイ旅行の前に知っておきたいタイの祝日についてご紹介します。
タイは、厳格な仏教徒の方が多く、仏教に関する祝日も数多く存在しています。旅行中にそのような祝日に当たる場合、普段とは異なる観光を余儀なくされることも…
とはいえ、タイは観光客に寛容な国なので事前に祝日についての予習をして、配慮あるスケジュールを組むがおすすめです♪
★印は移動祝日・イベントのため毎年日付が変わります
祝日が土・日曜と重なる場合は、前日または翌日が振替休日となります
実は、タイのお正月は1年で3回あります。その1回目となる新暦でのお正月が1月1日。ワン・ピーマイとも呼ばれています。日本ほどお祭りのようなムードはなく、バンコクの市内も静まり返っているほどです。タイは、大晦日が祝日なので帰省する方や家族で過ごす方が多いのも特長です。
年越しの際は、イベントが開催されることも多く、タイで人気のモール「アイコンサイアム」では例年カウントダウンの花火が打ち上げられています。
マカブーチャ(万仏節)は、タイの仏教の祝日です。仏陀がウェールワン寺院で説教をしていた際、事前の約束もなく偶然にも1250人の弟子が集まったという奇跡的な出来事を記念しています。
この日はアルコールの販売が禁止されており、タイの仏教徒たちはお寺で祈りを捧げ、仏教の教えに感謝の意を表します。
現在のタイの建国の日ともいえる日で、1782年にラーマ1世(プッタヨートファーチュラーローク大王)がチャクリー王朝を立ち上げ、バンコクを首都に定めたことを記念しています。
仏教の祝日であるため、お寺で祈りを捧げるのが一般的です。バンコクのチャオプラヤー川に架かるメモリアル橋の近くにラーマ1世像があるので記念に訪れてみるのもおすすめです。
ソンクラーンはタイ王国の旧正月で、仏像などにお清めの意味を込めて水をかけるのが伝統的な習わしです。近年では、一年のなかでも気温の高い時期であることから、「水掛け祭」として各地でイベントが開催されるようになりました。
4月13・14・15日が祝日になっており、タイの方だけでなく、ソンクラーンに合わせて世界各地から多くの観光客が訪れます。
レイバーデイは、日本でいう勤労感謝の日。国民同士、互いに感謝し、お祝いする祝日です。多くの企業や銀行などは休みになりますが、飲食店や小売業は通常営業している場合が多いのであまり観光に支障はありません。
一方で、労働者が政府や労働組合に権利や労働条件の改善を求めデモや集会が各地で行われることもあるので注意してくださいね。
戴冠(たいかん)記念日は、タイの国王が戴冠されたことをお祝いをする祝日です。2024年現在のタイの国王「ラーマ10世」の戴冠式が、2019年5月4日にバンコクで行われました。
プートモンコンは、タイで行われる農耕祭です。豊作を祈願や農業の神々に感謝を捧げます。農作業の収穫期などによって地域ごとに日程の差がありますが、一般的には5月から7月の間に行われることがほとんです。
移動の祝日でもあるので、毎年日程が異なります。訪れる際は、その年の日程を確認するようにしましょう。
ヴィサカブーチャも移動の祝日となっており、4月から5月の満月(陰暦6月の満月)に設定されます。仏教徒が仏教徒がゴータマ・ブッダの誕生、悟り、涅槃入りをお祝いする日で、仏教で最も重要なお祭りのひとつです。
仏教徒は、この日に寺院に集まり礼拝や瞑想を行います。仏像には花などが添えられて厳かな雰囲気が漂います。
2024年現在のタイの国王「ラーマ10世」の王妃、スティダー妃の生誕を祝う祝日です。スティダー妃の美貌はもちろん、人間味あふれる姿勢によりタイの国民に尊敬され愛されています。
仏陀が悟りを開き、教えを広めはじめたことをお祝いする祝日です。7月の満月に行われるので、毎年日程が異なります。
この日、仏教徒は寺院に集まり、礼拝や瞑想を行います。仏像には花や香が添えられ、善行を行うことで慈悲の心を育んでいく大切な機会となっています。
カオパンサー(入安居)とは、仏教の修行者が雨季の間、特定の場所にこもって修行を始める日です。一般的な祝日とは異なり公的な休日とは認識されていませんが、官公庁などはカオパンサーの期間を尊重し修行者たちが修行に専念できるよう配慮することがあります。
ワチラロンコーン国王陛下の誕生日であり、タイ全土で盛大に祝賀行事やパレードなどが開催されます。寺院では、特別な法会や礼拝が行われ、宮殿周辺は美しい装飾に包まれます。
シリキット王太后は、タイの伝統文化や保護に力を注ぎ、国民から尊敬され愛され続けている歴史的人物です。シリキット王太后への敬意と感謝を表す日として、8月12日には各地で祝賀行事や華やかな装飾が行われます。
10月13日は、ラーマ9世の亡くなった日で追悼の意を表します。約70年にわたり国王として即位していたラーマ9世は、経済発展や国際関係の強化など多くの分野でタイに繁栄をもたらした人物として、今もなお人々の心に根付いています。
タイの三大王の一人であるチュラロンコーン大王の亡くなった日です。チュラロンコーン大王は、タイの近代化に力を注ぎ、タイの文化を守りながら教育改革・インフラ整備・奴隷制度の廃止など多岐にわたる活躍をみせました。
ラーマ9世の生誕日は、タイの「父の日」としても知られています。バンコクなどで華やかなパレードが開催され、ラーマ9世の功績が称えられます。
12月10日は、タイの憲法が初めて公布された日であり1932年に起きた「1932年革命」に由来しています。この革命で絶対君主制から立憲君主制へと移行されました。国民の権利と自由を祝う式典やパレードが行われます。
新年を迎える前夜祭として各地でカウントダウンイベントが行われたり、花火が打ち上げられたりします。また、ショッピングセンターでは、セールが開催されるので大晦日からお正月にかけて多くの買い物客で賑わっています。
傘祭りは、「ボー・サン・オーク祭り」と呼ばれチェンマイ近郊のボー・サン村で行われます。ボー・サン村伝統の手作りの美しい傘を主役としてお祭りで、傘を使った踊りやパレードが華やかなに開催されます。
7月21日 カオパンサー(入安居)から続いた修行者が外に出る日がオークパンサー(出安居)です。寺院では様々な儀式が行われ、信者が僧侶に対して食べ物などの寄付を行います。
地域によって開催日が異なりますが、通常10月から11月にかけて行われるタイの伝統的なお祭りです。水の精霊に祈りを捧げ、日頃の感謝を込めて川や湖に灯籠を流します。
チェンマイで開催される国際的なお祭りで、コムローイ祭りとも呼ばれています。コムローイ(熱気球)を空に放つ北部タイの伝統儀式を旅行者も体験することができます。
タイには、仏教に関する祝日が数多くありましたね。タイの方たちにとって、いかに大切な教えなのかを感じることができました。
祝日に合わせてタイ旅行をすると混雑していたり、公共施設がお休みなどデメリットもありますが、普段では見ることのできない寺院の装飾やイベントなどに遭遇できるメリットがあります。タイ旅行の計画を立てる際は、ぜひ祝日を考慮してみてくださいね!
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
SNS
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。