12月の韓国の気温を徹底解説【2024年版】韓国旅行の前に各都市の気温を知ろう!
12月の韓国の気温は何℃くらいになるのでしょう? 韓国旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけばよいのかなど、気温をもとに計画す...
更新日:2024年11月1日
ククス(素麺)とは韓国の麺料理。素麺のような細い麺にお肉や魚介類など具材をのせたメニューで、サッと気軽に食べられるのが魅力です。
ククスの具材は、錦糸玉子やキムチ、豚肉など、お店によって様々。寒い冬に温かいククス、夏の暑さに冷たいククスと、温冷どちらも定番で、季節を問わず愛されている韓国料理です。
今回は14種類のククスと、韓国で食べられる美味しいククスのお店をご紹介します!
ククス(素麺)とは「麺料理全般」を指した韓国語。とくに小麦粉を使った細麺や中太麺の料理を「ククス」と呼ぶことが多いと言われています。
麺料理全般なので、ククスには特に「これ!」といった決まりはありません。温かいククス、冷たいククス、汁なしククスなどまさに千差万別。韓国では、お店によって多種多様なククスが用意されているのです。
クセが無くて食べやすいククスは、国内外問わず老若男女におすすめできる韓国料理ですよ。
ここからは韓国で食べられている主なククスを一挙にご紹介します!食べてみたいお気に入りククスを見つけてみてくださいね。
真夏に食べたい、冷たくて甘酸っぱいキムチのククスです。とにかくさっぱりとしていて、食欲がなくてもスルスルといただける一品。お店によっては、スープを氷のように冷たくしているところも。
もちもちの素麺をシャキシャキのキムチに巻いて噛むのがおすすめ!この食感は癖になりそう。
アクセントとして入っている玉子も美味しさのポイント。辛いスープの中で優しい味が際立っています。
長時間煮込んだ鶏ガラスープが特徴的なカルグクス。年代を問わずどの層からも愛されており、旅行者も食べやすい韓国料理のひとつです。カルグクスの「カル」=「包丁」の言葉どおり、器の中には包丁で切られた麺が入っています。
具材にはワンタンや鶏ひき肉がのっていることが多いカルグクス。旨味の効いたスープを引き立てて、濃厚だけど優しい味が楽しめます。寒い冬の日に食べたくなる一品です。
海鮮カルグクスは、海産物をふんだんに使った「韓国風海鮮うどん」です。お店や時期によって異なりますが、基本は昆布や煮干しベースの出汁に、イカや牡蠣、海苔、貝などのたっぷり具材。とにかく海のものづくしなのが特徴です!
きちんと出汁をとったスープと海産物エキスの染み込んだ麺を口に入れると、豊かな磯の香りが一瞬のうちに口内へ広がっていきます。素材本来の味が楽しめるシンプルな料理なだけに、海鮮好きにはぜひおすすめしたい一品。
牛の脚の骨(シゴル)を何時間もじっくり煮込んで出汁を取ったククスです。濃厚な牛骨スープのコクを楽しみながら、麺を食べるのがシゴルカルグクスの楽しみ方。
お店にもよりますが、真っ白なスープは脂たっぷりかと思いきや、意外とあっさりめの味わいなのもポイント。体の芯から温まるので、寒い冬にぜひともおすすめしたい一品です。
ククスの中でも定番のメニューのミョルチククス。韓国では「チャンチククス」とも呼ばれています。
「チャンチ」は日本語で「祝宴」のような意味があり、その名の通り、お祝いの席でよく食べられているククスです。結婚式や還暦などのお祝いで「この麺のように末永く幸せに暮らせますように」という願掛けの意味が込められているそう。
煮干しと昆布のやさしい味の出汁が特徴で、上には海苔や錦糸玉子を載せるのが一般的。シンプルですが、韓国の人にとっては心が温まる馴染み深い家庭料理と言えます。
ピリ辛スープの、きのこ入りククスです。最初はぐつぐつと煮えた鍋できのこや野菜を楽しみ、別皿のククスを後から投入するのが主流の食べ方。きのこと麺に染み込んだ辛みが口の中で広がり、辛党の人は感動すること間違いなし!
きのこを卓上のコチュジャンにつけて、味変してみるのもいいですね。暑い夏にも寒い冬にも、汗をかきながら食べたい一品です。
お酢の酸味がきいた鶏ガラ冷製スープが特徴の「チョゲククス」。上にはたっぷりの鶏肉、キュウリ、ダイコンなどがのっています。辛子を加えて、自分好みの味付けに調整しながら食べることもできますよ。
鶏肉の旨味たっぷりのスープがさっぱりしていて美味しい!夏に食べたい、爽やかな味のククスです。
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韓国・済州島の名物「コギククス」。スープはコクたっぷりの豚骨スープで、麺はうどんと素麺の中間のような中太麺です。上にはほろほろの豚肉や刻みネギ、海苔などがのった一杯。
日本で言う豚骨ラーメンに似ていますが、こちらのククスは比較的あっさりめ。優しい味付けなので、こってり豚骨が苦手な方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「サル」を日本語にすると「お米」。麺が小麦粉ではなくお米で作られているサルグクスは、ベトナムのフォーに近い料理です。上にのっているのは牛肉や野菜。アサリで出汁を取ったり、肉の部位を変えて食感を変えたりと様々なアレンジが加えられることが多く、シンプルな見た目ながらも深い味わいを感じられることでしょう。
韓国内ではサルグクス専門のチェーン店が広がりを見せており、新たなククスとして認知され始めています。
韓国の東北部、江原道の郷土料理として伝わる「マッククス」は、韓国の蕎麦料理です。
蕎麦粉で作った麺の上には、半熟卵や野菜、そしてキムチ。日本の蕎麦同様、さっぱりしていてのどごしの良い、暑い夏に人気のククスです。マスタードや酢、ごま油を入れて味を調整することもできますよ。
キムチや追加調味料なしで、蕎麦の風味を粋に楽しむのもおすすめ!
全羅道、江原道で食べられることが多い「パッカルグクス」。小豆のスープに麺が入っており、冬至によく出されるメニュー。「うどん版お汁粉」のようなククスです。
塩と砂糖を少しずつ足して、好みの味付けにしながら食べるのがオーソドックス。甘さとしょっぱさ、そしてククスのモチモチ感の調和が楽しめる一品です。鉄分やビタミンB1を含んでいるため、健康に良いのも嬉しいポイント。
甘辛いヤンニョムソースで、冷たくて汁がないのが特徴のビビムククス。麺の色が赤や緑のもの、麺自体に味が付いていることもよくあります。韓国の有名店「明洞餃子」や「明洞ハルモニククス」で食べることができるメニューです。
辛さの度合いなど、お店によって異なる点はありますが、ピリ辛ソースを絡めた冷たい麺がのどを通るときの爽快感は最高!スライスしたきゅうりがたっぷりのっている場合もあり、夏に食べたいさっぱりククスです。
透明なスープと素麵のような細麺に、大量の豆腐を入れたククス。シンプルな素材を使った料理だからこそ、スープの風味と豆腐の一体感がしっかりと楽しめます。
優しくさっぱりした味なので、お好みの調味料を少しずつスープに溶いて味の濃さを調整しながら食べるのがおすすめ。温かい素麺と豆腐が体に染みる、冬に食べたい一品です。
栄養たっぷりの小さな藻「クロレラ」が練り込まれた緑色の麺と、真っ白な豆乳スープが特徴のコングクス(冷豆麺)。
強烈なまでに豆の風味がきいている冷たいスープは、のどごしも良く暑い夏に最適。何よりも、タンパク質やイソフラボンといったお肌に良い栄養素を摂れるのが魅力的です。
韓国では夏の定番料理ですが、クセの強さから外国人観光客の舌に合わないこともしばしばあるようです。豆乳好きの方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?
ここからは、韓国のおすすめククス屋さんをご紹介していきます。韓国旅行の参考にしてみてくださいね!
明洞餃子は、ミシュランガイドに数年連続で掲載されている老舗店です。地元民はもちろん、観光客、はたまた韓国の大統領まで来店したことがある、言わずと知れた有名店。
看板メニューは、小さな餃子が載っているのが特徴の「明洞餃子カルグクス」。餃子の肉汁と鶏がらスープのマリアージュを楽しめる逸品です。麺と一緒に煮込むスープは、少しトロトロしていて柔らかな口当たり。麺には鶏ガラの味が染み込んでいるため、噛むたびに旨味が広がります。
続いてご紹介する雪木軒も、ミシュランガイドにも掲載された名店。店内は木を基調としたインテリアで飾られており、清潔感のある綺麗な雰囲気です。
道路を挟んだ向かい側には以前まで使用していたアンティークな一軒家があり、そちらでも同じメニューを提供しています。お洒落な雰囲気の中でいただくか、昔ながらの庶民的な雰囲気で食べたいか、自分の好みで選ぶことができるんです。
看板メニューはキムチマリグクス。水キムチに麺と海苔、ゴマなどを入れたククスです。スープは塩辛過ぎず、酸っぱ過ぎず、丁度良い甘酸っぱさ。モチモチの麺と粒感のあるゴマは相性抜群です。
韓国版ミシュランガイドが創刊された年から連続掲載されたことでも名高い、カルグクスの有名店。数多くのメディアに取材されたり、芸能人が来店したりと、韓国内でも非常に高い評価を得ています。
創業は1965年。海鮮カルグクスを看板メニューとして、半世紀以上営業を続けてきました。煮干しや昆布をベースとした出汁は風味豊かで超濃厚。海鮮の旨味が染みこんだモチモチ麺をツルっと食べると、ちょうどいい塩味が口の中に広がります。
観光名所「景福宮」のすぐ近くにあるため、アクセスがしやすく旅行客にも人気の高いお店です。ミシュランガイドにも掲載された行列のできる名店。
こちらの看板メニューは「サゴルソンカルグクス(牛骨手打ち麺)」。牛骨スープの優しい味わいが大好評の一杯です。付け合わせには辛めのキムチと白キムチが用意されているため、これを入れて味を調整するのが現地の食べ方。
キムチは、さっぱりと上品な味が病みつきになるくらい美味しいため、お客さんの中にはキムチだけをお持ち帰りで注文する人もいるほど。
人気観光地「全州韓屋村」にあるベテランカルグクスは、今や全国区の有名店。明洞のロッテ百貨店本店でも食べることができます。
特徴的なのは卵を溶いたとろっとしたスープで、上には粉唐辛子とエゴマの粉がたっぷり!エゴマの風味が食欲を掻き立てます。スープのまろやかさと辛味のハーモニーを楽しみましょう。
ベテランカルグクスではククスのほかに、韓国の蒸し餃子「マンドゥ」も人気。肉汁が溢れてとっても美味しいですよ。
ククスとはどんな料理なのかを、豊富なメニュー、おすすめ店とともにご紹介してきました。
蕎麦やラーメンなどを好んで食べている私たち日本人にぴったりのククス。韓国らしいピリ辛のものから、豆乳スープのまろやかなものまで、日本の素麺とはひと味違う多種多様なメニューが楽しめます。
ミシュランガイドに掲載された世界的名店も多い韓国のククス。ぜひ一度、現地のククスを味わってみてはいかがでしょうか!
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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