1・2・3月のタイの気温と服装を徹底解説【2024年版】タイ旅行前に各都市の気温を知ろう!
1・2・3月のタイの気温は何℃くらいになるのでしょう? タイ旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いのかなど、気温をも...
更新日:2024年3月13日
川岸にそびえ建つ美しいワット・アルンは、タイでも人気の観光スポットです。
暁を意味する「アルン」。三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台でもあり、日本人でも知っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなワット・アルンの基本情報に加え、大仏塔や本堂内の見どころも合わせてご紹介していきます。
チャオプラヤー川西岸にそびえる美しい仏塔が印象的なワット・アルン。「アルン」とは暁を意味し、日本では三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台として知られています。
創建はアユタヤ王朝時代。トンブリー王朝時代には王室守護寺院の格式を誇り、ワット・プラケーオが創建されるまでの5年間、エメラルド仏はこの寺院に置かれていました。数年に渡る大規模な改装工事が2017年に終了し、美しい白亜の姿に蘇りました。
寺のシンボルの大仏塔。塔頂部にはシヴァ神の矛がそびえたっています。四方に急勾配の階段があり、中央部のテラスまで上ることができます。
仏塔を飾るタイルは、ラーマ3世時代に行われた大改修の際に取り付けられました。
色付きの中国陶器の破片を使い、華麗な花の形をデザイン。陶器の絵柄をそのまま生かしたものや、多数の花びらを立体的に重ね合わせたボタン風の花など、凝った造りになっています。
大仏塔を囲むようにして4基の小仏塔が建っています。建物のデザインや装飾スタイルは大仏塔とほぼ同じで、カラフルな陶片や神々の彫刻などで飾られています。
ラーマ2世の創建。回廊には120体の仏像が並び、本堂の壁には釈迦の生涯が描かれています。本尊はラオスから持ち込まれたアルン像です。
タイの中でもシンプルで美しいデザインのワット・アルン。細分までこだわりの詰まった装飾は、タイの方がいかにこの場所を大切に想っているのかが伝わってきます。
煌びやかな寺院が多いなか、ひと際存在感を放つワット・アルンで仏教の世界に触れてみてくださいね。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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