2月の台湾の気温を徹底解説【2024年版】台湾旅行前に各都市の気温を知ろう!
2月の台湾の気温は何℃くらいになるのでしょう? 台湾旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけばよいのかなど、気温をもとに計画する...
更新日:2024年2月20日
市民にも親しまれる台北のシンボルタワー「台北101」。
高さ508m、台湾一の高さを誇る超高層ビル台北101の展望台からは市内を一望できます。
世界の高層ビルランキングのトップに入るほどの高さからの景色は圧巻です!
今回は、台北101の展望台の楽しみ方を徹底紹介します。
台北101は地上101階+地下5階建て、高さ508mの超高層ビルで、ドバイのブルジュ・ハリファが完成するまでは世界一の高さのビルでした。地下1階から5階まではショッピングモールになっていて、展望台を含めて1日中楽しめる台北の一大観光スポットです。
この台北101の特徴的な外観は、台湾で縁起が良いとされる竹をイメージして作られています。風水的に良いとされる場所に建っており、8階ごとに8つに分かれている節や、貨幣をイメージしたオブジェなど、随所に中華的思想が反映されているデザインです。
また、毎年12月31日の夜には、節から吹き出すように花火が打ちあげられるカウントダウンイベントが開催。ビル全体が花火に包まれる光景は、火事にならないかとヒヤヒヤするほどの凄まじい迫力で、一見の価値ありです。
台湾に行ったら、ぜひ台北101の展望台から絶景を!ということで実際に登ってきました。天気は曇りがちだったのですが、それでも楽しめるスポットが満載だったのでご紹介します。
台北101の最寄駅はMRT信義線の台北101/世界貿易センター駅。4番出口を出るとすぐに入り口があるのでわかりやすいです。
展望台のチケット売り場は5階にあるので、入り口近くのエレベーターか、ショッピングモール内にあるエスカレーターで上へ上がりましょう。
5階に登ると台北101展望台のチケットカウンターがあるので、チケットを購入しましょう。有人のカウンターか自動券売機がありますが、自動券売機は日本語も選べるので安心です。支払いは現金かクレジットカード、台湾の交通系ICカードの悠遊カードが使えます。
チケットを購入したら、台北101展望フロアへ向かうため89階行きのエレベーターに乗り込みます。
このエレベーターは、2015年までギネスブックに登録されていたほどの超高速エレベーター。たったの37秒で89階まで上昇します。定常速度1010m/分(時速60.6km)のこのエレベーター、作ったのはなんと日本の企業、東芝!
超高速で動くにもかかわらず、耳詰まりや振動が軽減する工夫がされているのでとっても快適。日本企業の技術力の高さに感心してしまいます。
エレベーターを降りると開放的な展望台に到着。地上382mの高さから台北市内を360度見渡すことができます。晴れた天気の良い日には、北東の海原まで見えるとか。
残念ながらこの日は曇っていたため、遠くまでは見えませんでしたが、それでも圧巻の大パノラマです。足元の位置までガラス張りになっているため、窓に近づくと思わず足がすくんでしまいます。
89階の展望フロアには、絶景以外にも見どころがたくさんあります。天気が悪く視界不良で絶景を楽しめないようなときでも、かなり楽しめるスポットを4つご紹介します!
台北101展望台には「雲の上の秘境花園」というタイトルが付いているのですが、それにちなんだフォトスポットが随所に点在しています。芝生がひかれたファンタジーなお花畑が、地上382mにあるのはなんだか不思議な感じ。写真を撮るときは逆光になるので、ちょっとコツが必要です。
こちらのタッチパネルでは、展望台から見える観光スポットをチェックできます。もちろん日本語選択OK。日の出、日中、日没、夜の景色が選べるので、別の時間帯の様子を見るのも楽しいです。晴れた日は、こんな風にかなり遠くまで見渡せるんですね。
台北101オリジナルグッズが買えるギフトショップもあります。お菓子やキーホルダー、ポストカードなどの定番のお土産から、ファッショングッズやパズルまで種類豊富に並びます。台北101でしか買えないお土産ばかりなので要チェックです!
これだけ高い台北101なので、防風耐震対策は気になるところ。こちらでは上層階の真ん中に吊り下げられている、超巨大ダンパーが一般公開されており、実際に見ることができます。
直径5.5m、重量660tのチューンドマスダンパーを間近に見ると、なんとなく安心できますね。ちなみに台北101のキャラクター、ダンパーベイビーはこのダンパーをモチーフにしています。
89階がひと通り見終わったら、階段で91階へ上がります。こちらは屋外へ出られるスカイデッキになっています。
屋外は開放感抜群の迫力ある景色が楽しめます。窓ガラスがないので、写真撮影も思うがままです。
しかし残念ながら、強風などの悪天候の場合は閉鎖されてしまいます。スカイデッキが開放されているかはチケットを買うときに表示されているので、こちらが目当ての方は忘れずにチェックしておきましょう。
とはいえ、屋内にも模型があったり、台北101を紹介する展示があったりするので、屋外が開放されていなくても楽しめます。
その他にも、座って映像を見られるコーナーもあります。この日は台北101名物の年越しカウントダウンイベントの映像が流れていました。迫力満点の花火は、一度は間近で鑑賞してみたいものですね!
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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