更新日:2023年11月27日
【ウズベキスタンへの旅行】初めての中央アジアなら美しい青の都へ~おひとりアジア・女子一人旅のススメ~
思い立ったらすぐ行けるのが、アジア旅行。
日本から近く、時差も比較的短いアジアは、着いたその日から行動できるのが魅力。LCC が就航したことでフライト時間や価格の選択肢が増え、より身近な場所になりました。
ひと昔前は情報も少なく、女子ひとり旅にはややハードルが高いと感じることもありましたが、今や国内旅行の延長で、スマホ片手にサクッと行けちゃう時代です。だからもっと気軽に、どんどん楽しんでほしい。
アジアひとり旅に興味を持つ女子が、実際に旅をするきっかけになったり、行き先を決めるお手伝いができればと思っています。
※この記事は2019年に旅をした経験に基づいた内容です。
女子一人旅のすすめ~おひとりアジア~この記事について
①旅のきっかけ記事です
→アジアひとり旅に興味を持つ女子が、実際に旅をするきっかけになったり、行き先を決めるお手伝いができればと思っています。
②ガイド的要素はありません
→詳細な情報やマップは掲載していません。
日々目まぐるしく変化しているアジアは、お店の情報も頻繁に変わります。詳細な情報や深い内容を知りたい場合は、説明文中のキーワードを使って、どんどん検索してみてください。
③経験に基づいた内容です
→旅の感想は、個人によって違うもの。だから、読んでくださる方と100%同じとは限りません。でも、すべて実際の経験に基づいて書いているノンフィクションなので、そこはぜひ信頼してください。
女子一人旅のすすめ~おひとりアジア~注意点
女子ひとり旅はサイコーに楽しいですが、時にリスクがつきものです。
以下のことに十分注意して行動するようにしてください。
※データは2019年取材時のものです。
・海外旅行保険にはぜひ加入してから渡航しましょう
・スマホは常にオンライン状態にしておくのがおすすめです
・人通りの少ない場所、治安が悪いと言われている場所には近づかないようにしましょう
・夜遅い時間に、なるべくひとりでタクシーに乗らないようにしましょう
【ウズベキスタンへの旅行】はじめてなら青の都がマスト!
青の都=サマルカンド。たとえ弾丸でも外せません。
ウズベキスタンの観光の中心は、なんと言っても青の都=サマルカンド。首都タシュケントから特急列車で2~3時間の距離。
サマルカンド観光の拠点は旧市街にある「Registan Square(レギスタン広場)」。徒歩圏内に多くの見どころがあるので、ホテルはこの付近がベター。
「レギスタン広場」には3つのマドラサ(神学校)が立っていて、見学時間は駆け足でも1時間以上。写真は「ウルグベク・マドラサ」内のアーチ。美しいモザイクにウットリ。
現在は「レギスタン広場」の1階部分のほとんどがお土産屋になっているので、ちょっと驚くかも。スザニ(刺繍布)や食器、細密画のマグネットなど、いろんなものがそろっています。
14世紀にティムール帝国の首都として再建されたサマルカンド。青色のタイルはティムールが愛したもので、多くの建築が残っています。
こちらの建物は“サマルカンドブルー”の美しさをより感じられる、「Shahi Zinda(シャーヒズィンダ廟群)」。シルクロードが生み出した芸術に圧倒。
「Bibihanim Mosque(ビビハニム・モスク)」は、かつてイスラム世界で最大と言われたモスク。ターコイズブルーの巨大なドームは、遠くからでも存在感あり。
ティムール帝国を築いたアミール・ティムールのお墓、「Guri Emir(グリ・アミール)」。入り口の立体装飾やドーム内の黄金霊廟にも注目。
「ビビハニム・モスク」そばの「BibihanimChoyxona(ビビハニム・チャイハナ)」は、ひとりに適した量。トマトときゅうりのシンプルなウズベクサラダと牛肉のスープ、ナン。
ウズベキスタンの名物料理・プロフはピラフのようなもの。サマルカンドのプロフは具材を後のせするのが特徴。「OSH MARKAZI(オシュ・マルカジィ)」にて。
サマルカンドでは「Hotel Dilshoda(ホテルディルショダ)」に3泊。アットホームな雰囲気で、女性ひとりでも安心してくつろげました。
【ウズベキスタンへの旅行】サマルカンドで数時間のプチホームステイ
ローカル体験できるツアーに参加!
ツーリストインフォメーションセンターにユニークなツアーがあると聞き向かうことに。イスラム・カリモフ通りの入り口から徒歩約10分。
そのツアーはウズベキスタンの家族の家庭料理をいただけるという内容。アザマットさん(右)宅にお邪魔しました。左は奥さま。
手土産にナンを偶数個買っていくのがマナー。ツーリストインフォメーションのスタッフでもあるアザマットさんと一緒に買い物。
お宅に訪問すると、すでに奥さまが食事を作ってくれていました。たまたまこの日は私ひとりでしたが、このおもてなしよう!
写真はナスのグリルサラダ。ほかにもナンに合うスープやプロフ、スイーツなど。現地の家庭料理を食べられるのは貴重な機会。
楽しい団らん時間はいい思い出になりました。
【ウズベキスタンへの旅行】快適!シルクロードの電車旅
タシュケント〜サマルカンドの3時間を解説します
外国人が利用する長距離列車は、新幹線のようなアフラシャブ号か、特急のシャルク号。タシュケントでは駅が違うので注意。
チケットは事前にネットでADVANTOURという会社に依頼。アフラシャブ号が完売だったので、シャルク号を手配しました。
私が乗車したシャルク号。タシュケントのユージニイ駅からサマルカンド駅までは、約3時間。駅構内に入るにはIDチェックあり。
1等車は3人がけの個室でテレビ付き、お茶はサービス。パイは車内販売。共用部分での写真撮影は注意されることも。
車窓からはのどかな田園風景や山などが見られます(復路は夜だったのでずっと真っ暗)。友達もできてあっという間。
サマルカンド駅に停まっていた(憧れの)アフラシャブ号。シャルク号も十分快適だったけど、いつかこれにも乗ってみたい!
【ウズベキスタンへの旅行】1日でサクッと首都タシュケント観光
意外な場所に見どころが潜んでます
旧市街の「Hazrati Imam(ハズラティ・イマム)広場」。モスクやマドラサ(神学校)を見学したら、バラクハン・マドラサのお土産店へ。
バラクハン・マドラサには、スザニ(刺繍布)のアーティストが、実際に作業している様子を間近で見られるコーナーも。
タシュケントの台所「Chorsu Bazaar(チョルスー・バザール)」の食堂街は、ひとりでも利用しやすいのでぜひ! 注文は指差しでOK。
コーヒー好きなら、デパート「SAMARKAND DARVOZA(サマルカンド・ダルボザ)」にあるスタバ的存在「Black Bear Kofi(コーフィー)」へ。
タシュケントの地下鉄駅は芸術的な造り! 例えば写真の「Kosmonavtlar(コスモナフトラー)」駅」は宇宙をイメージしたデザイン。
ランドマークにもなっている、ソ連時代に開業した老舗大型ホテル「Hotel Uzbekistan」。好きな人はハマる、独特のレトロ加減でした。
【ウズベキスタンへの旅行】タシュケント&サマルカンド 5 日間ルート
初めてならとりあえずこの 2 都市をおさえて
1日目は夏季のウズベキスタン航空直行便で、成田国際空港から首都タシュケントへ。暗くなる前に到着するので、ひとりでも安心。
2日目は午前中の電車でサマルカンドへ移動。シャルク号でもお昼ごろには着くので、午後からサマルカンド観光ができます。
サマルカンド初日はイスラム・カリモフ通りのバザールや、「レギスタン広場」を中心にまわっておくと、次の日に少し余裕ができるかも。
3日目はサマルカンド観光。効率よくまわるならガイドさんを手配すると◎。写真は「Ulugh BekObservatory(ウルグ・ベク天文台)」。
4日目は夕方まで観光を楽しんだら、サマルカンドからタシュケントまで電車で戻ります。あと2日余裕があればぜひ別の街へ。
5日目は夕方(夏季)までタシュケント観光をして、乗継便で翌日に日本到着。写真は「Navoi Opera(ナヴォイ・オペラ)劇場」。
【ウズベキスタンへの旅行】バザール&露天&スーパーでこれ買い!
サマルカンド&タシュケント、地元っ子オススメ情報あり
カラフルな色使いと青が特徴の陶器「リシタン」を買いに、サマルカンドっ子がオススメしてくれた「レギスタン広場」内のお店へ。
すべて手描きなので、1つ1つ見比べて。底にサインがあるのが作家さんのものだそう。ないのはお弟子さん作で比較的安価。
イスラム・カリモフ通りは伝統工芸品が目白押し。「ビビハニム・モスク」横のツーリストインフォメーションセンター内もショップに。
イスラム・カリモフ通りの露天で見つけたミニチュアのナンやウズベク料理のマグネット。キッチュな可愛さがいい感じ! まとめ買い。
こちらもイスラム・カリモフ通りの露天。ウズベキスタンの代表的な文様の布・アドラスは、とにかくデザインが豊富できれい!
アドラスのポーチ。ほかにもバッグやポンチョなど、多くのアドラスグッズがそろってます。
サマルカンドのオールドバザール、「Siyob Bazar(シャブ・バザール)」。ナッツやドライフルーツは、日本より種類が多くずっと安価!
こちらはタシュケントの「チョルスー・バザール」。ナンは5日くらい保存できるそうなので、帰国が近ければお土産にするのも◎。
スーパーでぜひ見てほしいのが、トマトケチャップ。びっくりするほど種類が豊富! ロシア語パッケージはグーグル翻訳で。
タシュケントの地元っ子がスーパーで教えてくれたのが、このパッケージのお茶。ウズベキスタンはお茶文化なのでよく飲みました。
タシュケントの「Oloy Bazar(アライ・バザール)」は清潔で高級感があるので、もしほかで抵抗があったらここへ。おすすめは蜂蜜。
ウズベキスタンで最もポピュラーな綿花模様のお皿は、最後にタシュケント空港でGET! ポットもありました。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。