更新日:2023年5月9日
コロナになっても慌てない!ハワイでコロナ陽性になった場合はどうすればよい?
新型コロナウイルスの流行によって、大きく変化した旅のスタイル。
もしハワイで熱がでたら?陽性になってしまったら?隔離は?帰国は?
いざというときのために、気になるポイントを確認しておきましょう。
規定は急に変更されることもあるので、最新情報は必ず確認してくださいね
新型コロナかも?そんな時どうする?
熱や咳がでる。新型コロナかも?
⇒病院を受診しましょう
新型コロナ(COVID-19)のおもな症状は発熱、頭痛、咳、のどの痛み、嘔吐や下痢など。それ以外の症状でも、旅行中に体調を崩してしまったら病院へ。医師の判断で、新型コロナの検査も受けられます。
どの病院を受診すればいい?
⇒旅行会社や保険会社へ相談を
旅行会社の現地スタッフ、海外旅行保険のサポートセンターなどに相談しましょう。契約している海外旅行保険のキャッシュレス提携病院を紹介してもらうとスムーズ。ホノルルの日本総領事館でも、病院や通訳の紹介をしてくれます。
ハワイで日本語の通じる病院は?
⇒ホノルルにはいくつもあります
日本語OKなクリニックは、ホノルルには複数あります。郊外やネイバーにはほとんどないので、通訳サービスなどを利用しましょう。
受診の予約は必要?
⇒アージェントケアや救急は不要
通常、ハワイの病院は予約が必要ですが、急なケガや病気に対応するアージェントケアなら、予約なしでも大丈夫。命に関わるときは救急(911)へ。
<日本語OKで予約不要なクリニック>
ドクターオンコール Doctors On Call
【シェラトンワイキキ内】
Tel: 808-971-6000
Tel: 808-923-9966(日本語)
開:10:00~20:00/無休
予約不要/無料送迎あり
【ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内】
Tel: 808-973-5250
8:00~16:00/土・日曜は休診
予約不要/無料送迎あり
>HPはこちら
ワイキキ緊急医療クリニック
Urgent Care Clinic of Waikiki
Tel: 808-924-3399
9:00~17:00(日曜~12:00)/土曜・祝日は休診
予約不要/無料送迎あり
>HPはこちら
ドクターズ・オブ・ワイキキ
Doctors of Waikiki
Tel: 808-922-2112
8:00~24:00/無休
予約不要/無料送迎あり
>HPはこちら
聖ルカクリニック(ワイキキ)
St Luke’s Clinic
Tel: 808-773-7097
10:00~12:00、13:30~16:00/
土・日曜は休診
>HPはこちら
新型コロナの医療費は?隔離は?
新型コロナの医療費は無料?
⇒全額自己負担
ハワイでは、新型コロナの検査代、医療費、薬代などもすべて自費。現金やクレジットカードで支払います。海外旅行保険のキャッシュレス治療サービスを利用できるなら、病院での支払いは基本不要です。ハワイの医療費は高額なので、限度額に気をつけて。
検査キットや簡易検査でもOK?
⇒診断書が必要になることも
海外旅行保険の手続きなどで、医師の診断書が必要になることがあります。簡易検査キットや、ドラッグストアの検査では認められない場合も多いです。
隔離は必要?
⇒陽性になったら自主隔離
感染の疑いがあるときや、検査を受けてから結果がでるまでの間も、マスク着用や隔離が推奨されています。
※2023年2月現在
隔離はいつまで?
⇒最低5日間。症状の程度によります
• 無症状→検査を受けた日を0日目として、5日目以降。検査から10日以内に症状が出たときは、発症日を0日として5日間追加。
• 軽い症状→症状が出た日を0日目として、5日目以降。
※解熱剤を使わなくても24時間発熱がなく、症状が改善していることが条件。
• 息切れや呼吸困難など、やや重い症状だった場合→症状が出た日を0日目として、10日目以降。または医師に相談。
※2023年2月現在
CDC「Isolation and Precautions for People with COVID-19 感染者の隔離と予防について」
隔離場所は決まっているの?
⇒とくにありません
専用の隔離施設や指定場所はないので、宿泊中の部屋でOK。旅行会社の現地サポートやホテルに相談して、必要なら延泊の手続きを。ダメなら別のホテルを探します。
隔離中の食事は?
⇒デリバリーやルームサービスを利用
買い物を頼める人がいないときは、デリバリーサービスや、ホテルのルームサービスを利用しましょう。デリバリーへの対応はホテルのフロントに要確認。
Uber Eats
日本でもおなじみのウーバーイーツ
ホールフーズ・マーケット
食料品スーパー。生活雑貨、化粧品、解熱剤やサプリもあり。デリバリーサービス利用には、アメリカのAmazonプライム会員になる必要があります。送料$9.95(チップ別)
隔離中の注意点は?
⇒毎日体調をチェック
喉痛や高熱による脱水症状に気をつけて。呼吸困難やしびれ、胸痛など、危険な症状がでたときは、すぐに「911(警察・消防・救急共通)」へ電話。“Ambulance, please.”と救急車を呼びましょう。
隔離終了後の注意点は?
⇒人がいる場所ではマスク着用
・発症日(無症状なら検査日)から10日間は、周りに人がいる場所ではマスク着用。公共交通機関の利用を避けます。
・症状が再発したら、さらに5日間隔離
※2023年2月現在
濃厚接触者になったら?
⇒マスク着用。症状がでたらすぐに検査
無症状なら隔離は必要ありません。感染者と接触した日を0日目として、5日目に検査を受けることや、陰性でも10日間はマスクを着用すること、公共交通機関の利用は避けることが推奨されています。
※2023年2月現在
CDC「What to Do If You Were Exposed to COVID-19」
濃厚接触者は帰国できる?
⇒症状がなければ可能
発熱などの症状がなければ、原則可能です。日本入国に必要なワクチン接種証明書(3回)がない場合は、検査をして陰性証明書をもらう必要があります。
※2023年2月現在
予約している帰りの航空券は?
⇒航空会社や旅行会社へ連絡
航空会社や、航空券を手配した旅行会社に連絡して、対応を相談しましょう。予約変更ができない場合は、航空券を買いなおします。
隔離期間後の再検査は必要?
⇒原則不要
ただし、日本入国に必要なワクチン接種証明書(3回)がない場合は、検査をして陰性証明書をもらう必要があります。
※2023年2月現在
帰国に陰性証明書は必要?
2023年4月29日から証明書の提示は不要となりました。
陰性証明書はどこで入手する?
⇒COVID-19検査ができる医療機関などで
ワイキキ周辺の日本語が通じるクリニックでは、日本帰国用の陰性証明書も発行しています。最短15分~。費用は、医療機関や検査方法によりますが、$100~200程度です。
<日本帰国用の陰性証明書を発行しているクリニック(日本語OK)>
ワイキキ緊急医療クリニック
Urgent Care Clinic of Waikiki
Tel: 808-924-3399
9:00~17:00(日曜~12:00)/土曜・祝日は休診
>HPはこちら
※COVID-19検査はオンライン予約
ドクターズ・オブ・ワイキキ
Doctors of Waikiki
Tel: 808-922-2112
予約時間9:00~16:30((土曜~15:30)/日曜は休み
>HPはこちら
※COVID-19検査はオンライン予約
聖ルカクリニック(ワイキキ)
St Luke’s Clinic
Tel: 808-773-7097
予約時間8:30~11:55(土曜~11:25)
検査証明書の受取時間15:00~15:30、土曜13:45~14:00/日曜は休み
>HPはこちら
※COVID-19検査はオンライン予約
ハワイ州保健局のWEBサイトでも、検査スポットを検索できます。検査法などが日本で認められているものか確認しましょう。
ハワイ州保健局 COVID-19 Testing and Vaccination Locations
>HPはこちら
陰性証明書はどれでもOK?
⇒検査方法などの指定があります
日本へ入国するための陰性証明書には、検査法、項目などの条件があります。抗原定性検査は不可。
※2023年2月現在
厚生労働省
【水際対策】出国前検査証明書
陰性証明書の参考様式(日本語)
出国前72時間はいつからいつまで?
⇒検査から帰国便の出発時刻まで
ハワイの医療機関で検査を受けてから、日本への帰国便の出発予定時刻まで。飛行機の遅延などで、72時間を超えてしまったときは、24時間以内なら再検査は必要ありません。
検査結果が陰性にならない!
⇒日本総領事館へ相談を
感染後しばらくは、なかなか陰性にならないことがあります。帰国に陰性証明書が必要な場合は、ホノルルの日本総領事館に相談してみましょう。
■在ホノルル日本国総領事館
Tel:808-543-3111
>HPはこちら
海外旅行保険で補償されるの?
⇒医師の治療を受けていれば対象
旅行中に感染して、医師の治療を受けている場合は対象です。医師の診断書が必要。補償内容は、保険会社やプランによるのでよく確認しましょう。
◆ホテル代や航空券代は?
医師の指示による、隔離中のホテル代、帰りの航空券代なども対象です。
◆検査費は補償されるの?
医師の指示での検査は対象。ドラッグストアなどでの簡易検査や、陰性証明書のための検査は対象外です。
◆帰国後に発症したときは?
旅行後30日以内に発症して、治療を開始した場合は、補償対象です。
◆クレジットカード付帯保険は?
海外旅行保険が付帯していれば補償可能。旅費をそのカードで支払わないと適用されないことや、治療費などの補償額が低いこともあるので、内容は要確認。
困ったときはどこに相談すればいい?
■海外旅行保険のサポートセンター
契約者専用
■旅行会社
航空券やホテルを手配した旅行会社
■在ホノルル日本国総領事館
日本語の通じる医療機関、通訳の紹介、家族への連絡などのサポートをしてくれる。病院との交渉、医療費の負担や立て替えは×
Tel:808-543-3111
■ビジター・アロハ・ソサエティ・オブ・ハワイ
犯罪や事故などのトラブルで困っている旅行者のケアを行う非営利団体。通訳の手配など
最新情報はどこでチェック?
■CDC
旅行前に準備しておくことは?
■ワクチン接種証明書の取得
■海外旅行保険の加入
■飲みなれた解熱剤や咳止めなどの準備
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
SNS
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。