【バリ島一人旅】ホリスティックリゾート「ザ・サマタ」で癒やしのヒーリングステイ
ホリスティックリゾートで、心身ともにリフレッシュしたい
体をメンテナンスしたいと選んだ、サヌールにあるスポーツ&ヘルシーがコンセプトのホテル「THE SAMATA(ザ・サマタ)」へ。
インテリアのセンスが抜群!オーシャンビュースイートには、広いバスルームにバルコニー、プライベートテラスも完備。
プールは全部で3つ。部屋のバルコニーからは、プールに田園、海まで一望できます。籠もってのんびりするのにいい空間。
エントランス近くの駐車場に、ホテルに自生している花々を使ったあしらいが。こういうセンスが可愛い。スタッフもフレンドリー。
朝食はコース仕立て。順に運んでくれます。卵白だけで作るオムレツや、グルテンフリーのパンケーキなど対応も細やか。
【バリ島一人旅】昔ながらのバリ島の文化を訪ねて
バリ島東部の村々へ足を延ばしました。伝統文化に興味津々!
バリ島東部にあるトゥガナン村は、バリ島の先住民が伝統を守りながら暮らす小さな村。この村でのみ作られる手織り布グリンシンは、ダブルイカットとも呼ばれ、たて糸とよこ糸の染め糸の柄を合わせて織り上げる高度な技。かごバッグなどで人気のアタ製品もこの村が発祥です。
クサンバ村の海岸では、海水を組み上げて天日干しするという昔ながらの製法で塩作りが行われています。まろやかで奥深い味わいとして世界的にも人気があり、バリ島内のスーパーなどでは、きれいにパッケージして売られていました。せっかくなので、大量購入して持ち帰りました。
滞在中に使うサロンを買いたいと、織物の町として有名なクルンクルンの市場へ。専門店がずらりと並んでいて圧巻。石像にも巻き付けられている白黒チェックの布を購入。白黒はバリ・ヒンドゥー教の世界観である善と悪、光と影、生と死など、二極間のバランスを表しているそう。
【バリ島一人旅】言語、電源、お金、水、NG行動まで!きっと役立つバリ島メモ
言葉について
公用語はインドネシア語ですが、バリ島ではバリ語も一般的に使われます。せっかくなら、バリ語のあいさつなどを覚えたほうが喜ばれます。観光地では英語が通じます。日系の旅行会社も多く進出しており、日本語のガイドさんやツアーを探すのも楽ちんです。
電源
バリ島の電圧は220V、周波数は50Hzで日本とは異なります。コンセントの差し込みプラグは2本足のCタイプが一般的で、変換プラグが必要です。ACアダプタの対応電圧が(100~240V)となっていない場合は、変圧器も必要です。
タクシー事情
エリアによっては「Grab」も使用できますが、使用不可のエリアも多いので注意が必要です。行き先が決まっている場合は、運転手と日本語ガイドの付く車をレンタルする「カーチャーター」がおすすめ。決められた時間を有効に使って、効率よく観光できます。
お金の払い方
ホテルやショップではクレジットカードが利用できますが、露店や市場などは現金のみ。両替は日本よりもバリ島で替えるほうが良いレートで交換できます。観光客の増加に伴い、チップが習慣化しつつあります。ポーターには2万ルピア〜程度が目安。
水にまつわるあれこれ
バリ島の水道水は飲むことができません。ミネラルウォーターを購入して飲みましょう。コーヒーや紅茶を淹れる際にも、ミネラルウォーターを使用するのが安全です。胃腸の弱い人は、うがいや歯磨きの際も気を使い、胃腸薬も持参しておきましょう。
Wi-Fi
ホテルやカフェ、レストランは、ほぼWi-Fiが通じますが、バリ島は車で移動することが多いので、移動中いつでも使えるWi-Fiを用意しておいたほうが安心です。空港での時間を節約したかったので、Amazonで事前購入したSIMを使いました。
トイレ
ホテルやレストランでは、洋式トイレがほとんどですが、ゲストハウスや食堂、観光地では、しゃがんで用を済ませる和式タイプも多く、トイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てます。観光地でのトイレは有料なので、細かいお金を用意しておきましょう。
これをするとNG
寺院を見学する際は、肌の露出を避けてサロン(腰布)を巻くのがマナー。有料で貸してくれる寺院もあります。また、生理中の女性は入れないので注意が必要です。バリ島では左手は不浄の手とされ、食事は右手で。左手で人に物を渡したりするのも避けましょう。
あると便利なもの
神聖な場所へ入るために必要な、サロンを持参すると便利です。有名な場所ではほとんど有料貸し出しサービスがありますが、ローカルなエリアでは貸し出しサービスがない場合も。その場合でもサロンがないと入れません。持参するか、旅の初日に購入を。
バリ島ならでは
インドネシア国民の約9割がイスラム教徒ですが、バリ島では約9割の人々がバリ・ヒンドゥーを信仰しています。西暦のほかに月の満ち欠けを基準としたサカ暦と、古代ジャワから伝わるウク暦があります。バリ島で最も重要な祭日が、サカ暦で1年に1度巡ってくる新年を迎える祭日「ニュピ」(毎年2~5月)。この日は火や電気の使用、仕事や外出が禁止され、国際空港も24時間閉鎖されます。これは、心の炎も消して穏やかにして部屋で一日を過ごすというもので、外国人もこれに従います。いつか、ニュピを迎えるバリ島に行ってみたい!
一人旅だからこそ楽しめるアジア旅行!
バリ島で自分を整える一人旅はいかがでしたか?
一人旅のメリットは、自分で予定が決められること、旅先での出会いが多いこと、そして何よりも、自分と向き合えることだと思います。
いつもと違う環境に身を置くだけで、きっと新しい発見があるはず。
それが、一人ならなおさらでしょう。
ウズウズしちゃった方、次の旅は“ おひとりアジア”してみませんか。
著者プロフィール
Tom ☆ Yam
私たちは、Tom ☆ Yam(トムヤム)という名で活動している、アジアを旅するライター・エディターユニットです。
普段は、取材をして記事を書いたり、書籍などを編集する仕事をしています。
チームを組んで10数年、ほぼ毎月のように、お仕事やプライベートでアジアを旅してきました。そんな私たちがこれまで経験したアジア旅のノウハウをお届けいたします。
河辺さや香
健康オタクの自称“ウェルネスライター”。趣味はヨガ、時々スパ巡り。台湾の自転車旅はしんどかったけどいい思い出!ウズベキスタンやミャンマーは、遺跡の美しさに心を奪われまくりでした。
美濃羽佐智子
趣味は映画と音楽と食べ歩き。Netflix とHulu、Amazon Prime Video の海外ドラマもくまなくチェック。霊感はまったく無いのですが、それでもバリ島は何か神秘的なものを感じました。
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