「ワンダーフルーツ」はタイのフェスのなかでは世界的人気でいちばんの規模!~女子一人旅のススメ~タイの
思い立ったらすぐ行けるのが、アジア旅行。 日本から近く、時差も比較的短いアジアは、着いたその日から行動できるのが魅力。LCC が就航したことでフライト時間や価格の選択肢が増え、より身近な場所になりま...
更新日:2024年11月1日
思い立ったらすぐ行けるのが、アジア旅行。
日本から近く、時差も比較的短いアジアは、着いたその日から行動できるのが魅力。LCC が就航したことでフライト時間や価格の選択肢が増え、より身近な場所になりました。
ひと昔前は情報も少なく、女子ひとり旅にはややハードルが高いと感じることもありましたが、今や国内旅行の延長で、スマホ片手にサクッと行けちゃう時代です。だからもっと気軽に、どんどん楽しんでほしい。
今回は韓国美容ツアーのご紹介。アジアひとり旅に興味を持つ女子が、実際に旅をするきっかけになったり、行き先を決めるお手伝いができればと思っています。
①旅のきっかけ記事です
→アジアひとり旅に興味を持つ女子が、実際に旅をするきっかけになったり、行き先を決めるお手伝いができればと思っています。
②ガイド的要素はありません
→詳細な情報やマップは掲載していません。
日々目まぐるしく変化しているアジアは、お店の情報も頻繁に変わります。詳細な情報や深い内容を知りたい場合は、説明文中のキーワードを使って、どんどん検索してみてください。
③経験に基づいた内容です
→旅の感想は、個人によって違うもの。だから、読んでくださる方と100%同じとは限りません。でも、すべて実際の経験に基づいて書いているノンフィクションなので、そこはぜひ信頼してください。
女子ひとり旅はサイコーに楽しいですが、時にリスクがつきものです。
以下のことに十分注意して行動するようにしてください。
※データは取材時のものです。
・海外旅行保険にはぜひ加入してから渡航しましょう
・スマホは常にオンライン状態にしておくのがおすすめです
・人通りの少ない場所、治安が悪いと言われている場所には近づかないようにしましょう
・夜遅い時間に、なるべくひとりでタクシーに乗らないようにしましょう
どうしてソウル?
言わずと知れた美容都市、ソウル。今でこそ、どのコスメブランドからも発売されているクッションファンデも、もとは韓国コスメが発祥。世界からも韓国のビューティー事情は注目されています。
そんな最先端の韓国コスメはもちろん、韓方医学を使った体質改善や最新の美容整形、24 時間営業のチムジルバン、おいしい健康食など、ソウルには体を変える要素がたくさん!今の自分からちょっと変わりたいなと思ったら、ソウル旅行がおすすめです。
どうやって行く?
日本との時差がなく、約2時間で行けるソウルは、気軽なひとり旅にぴったり。さまざまな航空会社が就航しており、レガシー系もLCCも選びたい放題です。今回チケットを購入したのは、航空券とホテルを自由に組み合わせて自分だけの旅行が作れるExpediaのパッケージ。飛行機の発着時間やホテルの部屋タイプを詳細に指定でき、ホテル代金も抑えられました。帰国時にソウル市内での事前搭乗手続きを考えているのであれば、対応航空会社を選んで。
移動も便利で24 時間遊べるソウルは、週末の弾丸旅行にもおすすめ
地下鉄移動は精神的にも楽
ソウルは公共交通機関が整っているので、基本的に地下鉄とバスで移動ができます。日本語表記もあるので、かなり楽ちん。地下鉄は一日に何度も使うので、運賃が割引されスムーズに乗車できる交通系ICカード「T-money」があると便利です。
K-POP 好きにはたまらん!
街のいたるところで見かけるK-POPアイドルたちの輝くような笑顔に癒やされました。ソウルでしか買えないK-POPアイドルとのコラボコスメも多いので、好きなアイドルがいたらチェックをお忘れなく。ソウル土産としてもおすすめです。
24 時間とことん楽しめる
ホテルへの道中に見つけた24時間の温泉マーク。これはと思って中に入ってみると、やっぱりチムジルバン(韓国式のスーパー銭湯)でした。デトックスしたらすぐに寝たいので、そのまま歩いてホテルに帰れる徒歩圏内の場所で探しています。
帰国時はソウル市内でチェックイン
「江南都心空港ターミナル」での事前搭乗手続きがかなり便利でした。搭乗手続き荷物の預け入れ→出国審査まで約10分で終了。空港まで直行バスで移動し、空港到着後は長蛇の列に並ぶことなく専用ゲートから出国できました。対応航空会社は要確認。
韓国人の生活に根ざしている韓方医学を初体験
オーダーメイドの漢方薬を作りたい人はここ
ソウル薬令市場にある「冨山韓医院(プサンハンイウォン)」で、自分だけのオーダーメイドの韓方薬を作れます。
韓方医としての腕に顔は関係ないというポリシーゆえ、先生の写真はNG!そこにも惚れた!丁寧で綿密な診断をしてくれました。事前予約がおすすめで、予約をすれば日本人スタッフの通訳が付きます。看護師さんも可愛い方で、美容効果に期待が高まります!
先生の診断をもとに数々の韓方を調合
ちなみに私は、トウキやオウギなど32種類を調合してもらいました。人によって数も種類も変わります。
高圧釜で約3時間煮出してエキスを抽出します。韓国の家庭では自宅で韓方薬を煎じる簡易煎じ器を持っている人も多いそう。
1日2回20日間で計40袋。LCCで来たので荷物を増やせずEMSで送ってもらいました。値段は韓方薬によって異なり25万ウォン~。
韓方薬店ばかりが集まる「ソウル薬令市場」を散策
①祭基洞(チェギドン)駅の2番出口を出たところにあるのが、韓方を取り扱う問屋が並ぶ「ソウル薬令市場(ヤンニョンシジャン)」。私が行った「冨山韓医院」前の大通りは、昼間からごらんの人だかり。
②薬令市場の立派な門をくぐると、韓方薬の専門店がずらりと続いています。
③薬の文字が可愛い!
④私には、何が何なのかわかりませんが、物色している人も多く、韓方が生活に浸透しているのを感じました。一般的には、暑い夏と寒い冬を越すための体をつくるために、春と秋に飲むことが多いそうです。
⑤鹿の角はとても体に良い高級な韓方薬として有名。
⑥「韓医薬博物館」の前に「韓方カフェ」を発見。ここなら間違いない韓方茶が飲めそうだ!と入店。
⑦まるでスープのように、たっぷりと韓方が入っていました。サスガ! 季節に合わせて用意しているそうで、10種類以上の韓方茶が用意されています。
⑧問屋街だけあって、運搬車とダンボールが行き交います。
⑨近くには、韓国最大の在来市場「京東市場(キョンドンシジャン)」もあるので、市場好きならぜひ立ち寄りたいエリアです。
韓国ならではの美容も気になるけど、最新の美白レーザーも捨てがたい
専門医の診察のもと韓方、美容鍼、レーザーを使った総合的な施術を行う「廣東(クァンドン)韓方病院」。奉恩寺(ポンウンサ)駅徒歩すぐ。※廣東韓方病院は、2023年に廣東病院に改名しました。
病院内に併設されている「五行Wクリニック」。韓方と西洋医学を組み合わせたダブルの施術をしてくれます。
スパ施設のようなきれいな部屋。今回は名前に惹かれて「韓国女優スタイル」(180分40万ウォン)というコースを予約しました。
韓方医と、専門医による診察。気になるところを伝えて施術内容を決めていきます。日本語の通訳が付くのでいろいろ聞けて安心。
美白よりもハリが気になったので、レーザーでのリフトアップを追加しました。耳元で機械音がしますが、特に痛さは感じません。
足のむくみや肩のコリなどもひどかったので、体にも鍼を打ってもらいました。鍼を打った後、マッサージをしてくれます。
顔に美容鍼を施術。痛くないですが、量が増えるにつれて徐々に重さを感じてきました。人によって違いますが、私は100本ほど打ちました。
20種類ほど配合した韓方をお腹と脚にのせて、温めて蒸すことで体内にたまっている毒素を排出。汗がダクダクに。
デトックスのお茶を頂いて終了。オーダーメイドの韓方薬を調合してもらうこともできます。すっきりと体が軽くなりました。
ここだけの話
オーダーメイドの韓方薬を作ったとき、肝臓と腰が悪いと言われました。診断中に「肩が痛い、足がむくむ」と言ったら、「腰も痛いでしょ」と当てられて驚きました。体全体を診てくれているのがいいと思いました。
作った韓方を飲むと、体重は変わっていないが体が軽く感じて、まるで学生時代に戻ったような感覚でした。自分の身体が疲れていたことを気づかされました。
漢方を飲んでいたときは、最低でも3カ月飲み続けなければなりませんでしたが、韓方は20日で効果を実感できたのが嬉しかったです。漢方とは違い、韓方を飲むと体が変化するので、次の訪問時には、そのときの体の状態に合わせて処方するらしいです。
美容鍼は、針を刺されている感覚はあるが、痛くはありませんでした。しかし重かったです。針は個人の状態に合わせて打つので、年齢を重ねるにつれ多くの本数が必要になるそうです。
食べすぎ注意!? 韓国料理を食い倒れ
味わい深いソルロンタンにノックアウト
私が大好きな韓国料理の一つが、牛骨などをじっくり煮込んで作る滋養食、ソルロンタン。せっかくなら有名店へということで、ミシュランのビブグルマンに選ばれた1949年創業の「麻浦屋(マポオッ)」へ。濃厚スープは、雑味がまったくなく美味!
料理がおいしいお店は、キムチもおいしい!
料理はもちろん、どの食堂でも力を入れているのが、ミッパンチャン(前菜)として出てくる自家製キムチ。個人的に今回の旅で一番のお気に入りが「麻浦屋」の大根キムチでした。サクサクとした歯応えと、上品な味わいで、止まらないおいしさ。買って帰りたいほど!
今回の旅、マイベスト韓国ごはん!
パンよりごはん派の私が今回の旅で一番おいしいと思ったのが、東大門(トンデムン)にある「チョンジュオットルジョン」で食べた栄養釜飯(ヨンヤンソッパ)です。海鮮と具材がたっぷりの炊き込みごはんで、運ばれてきた瞬間にテンションがアップ。
多彩な食べ方が楽しめる
釜から器にごはんを移し、特製の醤油ダレをつけて食べます。ミッパンチャン(おかず)の種類も豊富!さらに釜に残ったおこげは、運ばれてくるヤカンのお湯を足しておこげスープを作って飲み干します。自分のペースで食べられるのもいい!
ひとりごはんにうれしい韓定食
梨泰院(イテウォン)にある「parc(パルク)」は、オーナーのお母さん監修の韓国家庭料理が食べられる一軒家レストラン。メニューは肉定食、海鮮定食、ベジタリアン定食の3種類で、私は肉をチョイス!やさしくてほっとする味わい。ぜひリピートしたい!
隠れ家カフェを発見!
東大門で見つけた、韓国の伝統家屋・韓屋のリノベカフェ「J.HIDDEN HOUSE」。100年以上の歴史ある店内で飲むコーヒーは、よりおいしく感じました。ソウルはおしゃれカフェが多いのですがインスタも盛んで、結果落ち着けないこともあり、見極めが重要です。
うどん好きにも食べてほしい!
旅先のひとりごはんで参考にしているミシュランガイドのビブグルマン。宿近くで探したカルグクス(韓国式うどん)の専門店「チャニャンチッ」へ。メニューはカルグクスとマンドゥ(肉餃子)のみとのことで、もちろん2種オーダー。うま~い。満腹&満足。
マッコリ好きにおすすめ!
江南(カンナム)にある「伝統酒ギャラリー」は、毎月5種類の伝統酒を日本語解説付きで無料試飲できるというすごい場所。本当にこれが無料?という素晴らしい内容だったので、お酒が飲める方はぜひ。NAVERからの申し込みが必要です。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。