スマホの電池残量が気になったら無料の充電スポットへ
スマホをよく使う旅行者にとって、充電切れは心配のタネ。しかし、日本以上にスマホ普及率の高い台湾では、街のあちこちに充電スポットがあるので安心だ。とくに便利なのはMRTの駅。各駅構内に充電用のコンセントが設置されており、利用は無料。台北駅構内には広い待合所のような充電スペースもある。台鉄・高鉄の駅や観光案内所のほか、郵便局、図書館といった公共施設にも充電スポットが設置されている。
台北駅1階の大きなロビー正面、チケット売り場の横にも充電スタンドがある
コンセントは 日本と同じタイプなので、変換プラグなしで使用できる。USB充電も可能
グルメにおみやげ、なんでもそろう。急いでいるときは地下街が便利
MRT駅には地下街が多い。食事もショッピングもできるので、時間がないときや天候の悪い日に便利。比較的庶民的な店が多く、プチプラ系の小物やファッションを探しにのぞいてみてもいいかも。最も人気があるのは台北地下街。台北駅〜中山駅〜雙連駅間をつなぐ広い地下街で、K区、Y区、R区、Z区とエリアが分かれている。忠孝復興駅〜忠孝敦化駅間にも東区地下街があり、台北地下街と並んで日本人に人気が高い。
台北駅K区地下街
誠品書店がプロデュースするエリア。スペースはさほど大きくないが、誠品の雑貨店をはじめナチュラルコスメの店など洗練されたテナントが特徴的。帰国前のおみやげ探しにもよい。
台北駅Y区地下街
市民大道に沿って地下に店が並んでいる、古くからある地下商店街。とても広く、女性向けのファッション雑貨や洋服の店が多い。駅から離れていくにつれ、ゲーム店、小吃店、占い屋などが増え、いちばん端のほうには執事喫茶やアニメグッズのショップがある。
レシートは捨てないで! 1000万元が当たるかも!?
長〜い台湾のレシートは政府主催の宝くじ付。レシート上部の番号が当たれば、外国人でもお金を受け取ることができる。当選結果は2か月に1回、奇数月の25日に財務部のサイトで発表される。換金は当選発表から約3か月以内に台湾の郵便局で。必要ない場合は店にある専用ボックスに入れると当選金が寄附にまわされる。
8桁の数字がくじの番号。最高当選額はなんと1000万元!
荷物が増えすぎたら郵便局で日本へ送ろう
ついついショッピングしすぎて荷物が大量になってしまった…。そんなときは郵便局へ。EMS(国際スピード郵便)で日本の自宅へ送ってしまえば、わずか2〜3日で到着する。送料は重さにより異なるが、5㎏で1130元、10㎏で1830元。重い荷物を持たず身軽に帰れることも大きなメリットだが、帰りの航空会社によっては荷物の重量や個数が多いと超過料金が発生するため、コスト面でもお得になる場合がある。
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郵便局では旅の記念に台湾らしい切手を購入してみては?
郵便局の営業時間は平日8:00〜17:00のところが多い
旅テク注意ポイント
旧正月は休業多し
旧正月とは中国の旧暦の正月で、中国語では春節(チュンチエ)という。日にちは年によって変動するが毎年1〜2月頃で、2017年は1月28日、2018年は2月16日が旧暦の元日にあたる。旧暦の大晦日から大型連休に入り、お店も公共施設も休業が多くなるので、できるだけこの時期の旅行は避けたほうが無難。
トイレの利用方法
下水が詰まりやすいため紙は流せず、備え付けのバケツに捨てるようになっている場所が多い。便座が汚いこともあるので、ウェットティッシュを持っていると安心だ。トイレの場所を聞くときは「トイレ」ではあまり通じず、「WC」か「洗手間(シーショウチエン)」「厠所(ツースオ)」「一号(イーハオ)」で聞こう。
暑くて寒い台湾の夏
日差しが強いので、春から夏にかけては帽子や日傘で対策を。室内は冷房が効きすぎて寒い場合も。薄手の上着があると安心。
写真撮影は事前に確認
空港や港、海岸線などでは、一部だが撮影が禁止されている場所がある。軍事施設はもちろん禁止。街なかでも周囲に配慮を。
夜市では貴重品に注意
人混みでスリが発生しがちなのは世界共通。夜市など多くの人が集まる場所では、貴重品は口の閉まるバッグに入れて体に密着させて携帯しよう。
チップは不要
基本的にチップの習慣はない。ホテルやレストランでは会計にサービス料が含まれている。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- 「まっぷる台湾’18」が出展元となる記事に掲載されている営業時間や表記などのデータは、2016年10〜12月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際には改めて事前にご確認ください。
- その他:
- ●料金、価格の単位は「元」で表示しています。2016年12月現在、1元=NT$1=約3.5円です。 ●ホテル、レストランなど一部施設では、別途サービス料がかかる場合があります。 ●休業日は、旧正月などの祝祭日や臨時休業を除いた定休日のみを表示しています。 ●原則として地名、店名などは漢字(中国語) で記しています。一部、英語表記があるものは、英語を併記しています。また、地名などのカナ表記については、日本語では表現しきれない微妙な発音もありますので、注意が必要です。カタカナ表記は中国語の発音を表しています。 ●クレジットカードの利用には、手数料がかかる場合があります。 ●「両」や「斤」は台湾の重さの単位で、1両は37.5g。1斤は16両で600gとなります。 ●各掲載物件の電話・FAX番号は現地の番号です。日本から電話をかける場合は国際電話となります。携帯電話の場合は各電話会社のホームページなどで確認してください。
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