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伊奈備前守忠次

徳川家康の側近として、江戸初期、関東の土地・農業政策の基礎を築いた。三河(現在の愛知県西尾市)に生まれ、幼少のころから人並みはずれた秀才で知られた。徳川家康に仕え、三河・遠江・駿河の三州の奉行職として活躍する。豊臣秀吉による小田原攻めの際には、東海道中の道路整備や兵糧運送などを一手に担い、代官としての地位を固めた。
晩年は灌漑用水と千波湖の氾濫対策を目的に備前堀の開削に着手し、この堀の完成によって水戸藩の経済発展に大きな役割を果たした。

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