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三好長慶

戦国時代の武将として畿内、四国を支配。父は阿波守護の細川氏に仕えた三好元長(もとなが)。細川晴元(はるもと)を管領に擁立して晴元政権を誕生させたが、のちに晴元と対立し謀殺される。
嫡男であった長慶は、翌年12歳ながら軍勢を率いて上洛。のちに晴元と和睦して摂津国守護代になると、晴元政権下で次第に頭角を現わし、武力で勢力を拡大していく。
ついには、父の敵である晴元に反旗を翻し、翌年、晴元と将軍・足利義輝(よしてる)を追放。幕政の実権を掌握し三好政権を樹立した。5年後に義輝と和解して京へ迎え入れるもふたたび追放するなど、義輝との和解と追放を繰り返した。
また、堺を基盤としたことで堺商人との結びつきが強くでき、貿易による収益で財政を安定させた。

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