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富岡製糸場と深い関係があった渋沢栄一
余談になりますが、信州への道中に絹産業の技術革新によって日本近代化に大きく貢献し、現在では世界遺産と国宝に指定された「富岡製糸場」があります。
富岡製糸場は渋沢栄一と深い関係があります。渋沢栄一の従兄である尾高惇忠が建設用地の選定から携わり初代場長を務めています。また、渋沢栄一自身も富岡製糸場設置の主任となっています。富岡に工場を建設した理由には下記の条件に適していたからとされています。
1.養蚕業が盛んな地で良質な繭が確保できた
2.広い土地が確保できた
3.工場用水が確保できた
4.燃料である石炭が高崎や吉井で採れた
5.地元の人たちの同意が得られた
もしかすると彼らは信州へ藍を買い付けに行っていた経験から工場建設に適した場所を道中に見つけていたのかもしれません。
アンドロイド渋沢栄一に会いに行く!
渋沢栄一の故郷である埼玉県深谷市下手計には「渋沢栄一記念館」があります。記念館には渋沢栄一ゆかりの写真や資料を閲覧できるだけでなく、アンドロイド渋沢栄一による講義を見学することができます。アンドロイドの渋沢栄一に会いたい方は一度訪れてみると良いでしょう。
参考資料 渋沢栄一記念財団(渋沢栄一伝記資料) 渋沢栄一ミュージアム 渋沢栄一記念館 深谷市 佐久市
参考資料:県別マップル群馬県道路地図
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参考資料:山と高原地図21「西上州 妙義山・荒船山」
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