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江東区も柏も春日部も、元々ぜんぶ葛飾だった

少年B:
それにしても、江東区ってひとつの区なのに、深川区と城東区で50年ぐらい歴史に差があるんですねぇ。深川区ができたときの城東区はどうなっていたんですか?

今和泉:
城東区部分も東京府には違いなかったんですが、東京市ではなく、当時は東京府南葛飾郡の町(亀戸町、大島町、砂町)でした。つまり、亀戸は葛飾だったんですよ。


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昭文社が刊行してきた都市地図には、道路や鉄道、河川など街の骨格となる情報はもちろん、町丁名や地番、学校・役場などの公共的施設から、住宅団地やアパート、スーパー・デパート、工場や倉庫などの民間施設まで豊富に掲載してきました。収録内容も時代とともに変化するなど、地図はその時々の景観や暮らしが垣間見える「街の記憶」でもあります。

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<商品の概要>
◆収録されている都市地図の刊行年 「1968年」「1985年」「2001年」「2014年」

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】少年B

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1985年生まれのフリーライター。地図自体に造詣が深いわけではないが、地図を見ながら「こことここの間に道路ができたら便利だなぁ」などと妄想を膨らませるのが趣味のひとつ。(Twitter:@raira21