更新日: 2024年1月22日
二上山のサヌカイトは人類の文明発展につながった!?
二上山は火山活動とその後の地殻変動でできた山で、古代から多くの火成岩が採掘され、ものづくりに利用されてきました。
サヌカイトはその原初ともいえます。
目次
二上山の誕生
奈良盆地の北西部に位置する二上山(にじょうさん)は四季折々に優美な姿を見せ、その美しさは『万葉集』にも詠まれています。
二上山の地域では千数百万年前、活発な火山活動が繰り広げられていました。1000万年前頃に終息し、その後の地殻変動によって地面が隆起して二上山の原型が誕生。さらに長い年月の間に風化・浸食が進んで、現在のような2つの峯を持った山になったと考えられます。
二上山の名勝「どんづる峯」
二上山の火山活動によって生まれた名勝に、県の天然記念物に指定されている「どんづる峯(ぼう)」があります。遠くから望むと、鶴がたむろしているように白く見えることからその名がつけられたといいます。
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