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【群馬県の人口】減少傾向の県人口は高崎市を含め5市で6割以上を占める
1993年10月に人口200万人を突破したものの現在は減少傾向。200万人を切ってしまっていますが、かるたの札はいまだ200万です。
県内で最も人口が多い市町村は、高崎市。次いで前橋市、太田市、伊勢崎市、桐生市と続いており、この5市で県人口の64.1%を占めています。
【群馬県の人口】住みよさランキング1位は企業城下町・太田市
住みやすさは人口に比例するかと思いきや、「住みよさランキング2020」での群馬県内1位は太田市。SUBARU発祥の地で、企業城下町として発展してきた背景もあるので、富裕度順位がとくに高くなっています。
【群馬県の人口】人口が増加しているのは3市町のみ
また、群馬県内で人口が増加しているのは太田市、大泉町、吉岡町の3市町のみ。市内企業へのIターンやUターンが多い太田市と、太田市に隣接し外国人労働者の受け入れが盛んな大泉町が人口増加傾向にあります。
【群馬県の人口】人口減少が目立つ県南西部の山間部の町村は高齢化が進む
反対に、群馬県内で最も人口が減少しているのは南牧村。日本全国の自治体のうち、80%超が人口減少しているといいますが、「この3年で人口減少率が高かった自治体」ランキングでは、全国1741自治体のなかで南牧村は3位。6位神流町、17位下仁田町、38位上野村と、群馬県南西部の山間部の町村の人口減少が目立ちます。
この地域は高齢化が進んでおり、町村外の老人ホームへの移住が増えているのも一因だといわれます。また死亡率も高く、群馬県内トップは南牧村。次いで神流町、上野村と続いています。
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Part.1 地図で読み解く群馬の大地
・日本でたった8県しかない「海なし県」 大昔は群馬にも海があった!?
・徳川家康も重要視した日本一の川 暮らしを支える利根川とダム
・地質学的に貴重な資源と、独自の営みが残る 下仁田ジオパークってどんなところ? ほか
Part.2 群馬を駆ける充実の交通網
・こんなところにも鉄道が走っていた! 遺構が残っている群馬の廃線
・昭和に活躍した歴史ある蒸気機関車! 貴重なSLに今も乗れる理由は?
・群馬から東京ディズニーリゾートまで行ける! 日本一のサイクリングロード ほか
Part.3 群馬にまつわる歴史の話
・現・みどり市で見つかった歴史的大発見! 岩宿遺跡はどうして有名なの?
・溶岩の絶景の裏には、歴史的犠牲があった 天明の大飢饉は浅間山が一因!?
・世界遺産は富岡製糸場だけじゃない! 絹産業遺産群とはどんなところ? ほか
Part.4 群馬で育まれた文化や産業
・焼きまんじゅうやうどんは火山が育んだ!? 群馬で生まれた粉ものグルメ
・群馬県民に愛されるマスコットキャラクター ぐんまちゃんは実は2代目!
・「西に西陣、東に桐生」といわれる機どころ 桐生の織物の文化と歴史 ほか
・データで分かる全35市町村 人口の増減、観光、農業・工業
・吉田初三郎が描いた群馬の鳥瞰図
・上毛かるたにも登場する 群馬が誇る、ゆかりのある偉人
・まだまだある、群馬が誇る日本一! 群馬で見つけた日本で一番〇〇なもの
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