更新日: 2024年9月2日
内陸県・群馬の県境のアレコレ!軽井沢は何県?群馬?長野?3県を3歩で回れる!?
5つの県と隣接している群馬県では、県境にまつわるさまざまな話題が存在します。
ここでは、ちょっとおもしろい3つの県境の話を集めてみました。
目次
【群馬の県境①】軽井沢は何県?
群馬は本州のほぼ中央にある内陸県のため、県境に関する話題や問題がたくさんあります。
そのひとつが、軽井沢問題です。関東屈指の避暑地として知られる軽井沢ですが、群馬と長野の県境にあるため、どちらの県に属しているのか混乱している人も少なくないようです。群馬県民に言わせれば「軽井沢は群馬だ」、長野県民に言わせれば「いや、長野だ」と、互いに終わりのない論争が続きそうなテーマです。
軽井沢には長野側と群馬側がある!
多くの観光客でにぎわう旧軽銀座通りがある旧軽井沢や、美術館や文学館が集中している南軽井沢、有名な石の教会がある中軽井沢など、一般的に思い浮かぶ名所といえば長野側の軽井沢。そして決定的な事実をあげれば、これらの住所は「長野県北佐久郡軽井沢町」と記されるのです。
ならば、やはり軽井沢は長野なのでは…と、けりを付けたいところですが、群馬には東軽井沢・奥軽井沢と呼ばれる場所があります。さらに、上信越自動車道の碓氷(うすい)軽井沢ICがあるのも群馬県です。極め付きは、群馬県吾妻郡長野原町の南西エリアには、北軽井沢という住所が存在するというのだから困惑は深まるばかりです。
群馬側の北軽井沢は豊かな自然が魅力
北軽井沢は浅間山のふもとに広がる、標高1100mの観光リゾート地域。このエリアにある黒い溶岩が織りなす絶景が広がる「鬼押出し園」や、牛たちがのんびり草を食む姿が見られる雄大な「浅間牧場」など、豊かな大自然の景色が見られるのは群馬側なのです。両者ゆずらぬ軽井沢問題。「どちらも軽井沢」と結論付ける以外になさそうです。
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