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三宮の歴史~一宮や二宮をさしおいて発展した理由とは~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月20日

三宮の歴史~一宮や二宮をさしおいて発展した理由とは~

神戸にはよく知られている三宮だけでなく、一宮から八宮までがあります。明治以降、三宮がとりわけ発展した背景には、外国人居留地の存在と鉄道の発達がありました。

三宮の歴史:地名の由来となっている「三宮神社」

神戸市きっての繁華街として知られる中央区の三宮、その名は同地にある三宮神社に由来します。

三宮神社は、下山手通の生田神社をとり巻くように建っている「生田裔神八社(えいしんはちしゃ)」の1つです。神戸市内には一宮から八宮まで8つの神社があり、二宮、五宮、七宮も町の名になっていますが、三宮に比べて知名度は高くありません。なお、六宮神社は都市計画の都合により、明治時代の1909年に八宮神社に合祀(ごうし)されています。

六宮神社は八宮神社の西にありましたが、1909年に合祀されました。本殿は1つだけで北側が六宮神社、南が八宮神社となっています。
国土地理院標準地図を元に作成

三宮神社はどんな神社だった?

三宮神社は、京都から北摂山麓(ほくせつさんろく)を通って西宮に至る西国街道に面していました。現在の景色からは想像しにくいですが、江戸時代の三宮神社は広大な鎮守(ちんじゅ)の森を有し、付近には田園が広がっていたとされます。

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