更新日: 2024年1月20日
灘五郷が日本酒造りのメッカになったのはなぜ?
日本酒ファンに人気が高い「灘五郷」の名酒は、東武庫川から西生田川にかけての一帯でつくられます。米、水、気候……酒造の好条件がすべてそろっています。
灘五郷ではなぜ日本酒が作られるようになった?
良い日本酒には良い米と水が欠かせません。「灘」と通称される神戸市灘区から西宮市にかけての沿岸一帯は、良質の播州米が集まっていました。加えて、江戸時代の初期から夙川(しゅくがわ)、芦屋川、住吉川、都賀川(とががわ)などの流域で水車を利用した精米が発達していました。水車による精米では、従来の足踏み式の精米機よりも米ぬかがきれいに取れます。
灘五郷はどこのこと?
現在、神戸市灘区の西郷(にしごう)、東灘区の御影郷(みかげごう)(中郷)と魚崎郷(うおざきごう)(東郷)、西宮市の西宮郷と今津郷は、日本酒の名産地「灘五郷」として名高いエリアです。御影郷には、菊正宗酒造、白鶴酒造の本社もあります。
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