更新日: 2024年1月20日
神子畑選鉱場跡には何がある?朝来市の新観光スポット!
かつて生野鉱山や明延鉱山、中瀬鉱山など多くの鉱山が稼働した但馬地方。朝来市にある「神子畑選鉱場跡」は、鉱山と密接な関係にあった工場の跡地です。
神子畑選鉱場跡はどんなところ?
近年、廃墟ファンを中心に新たな観光スポットとしてじわじわと人気が出てきている「神子畑選鉱場跡(みこばたせんこうじょうあと)」。数本の脚で立つ円盤状の建造物と、その背後にある山の斜面を利用したひな壇状のコンクリート基礎からなる、有用金属選出工場の跡です。
明延鉱山(あけのべこうざん)は戦国時代に採掘が始められ、スズ、金、銀、銅、鉛を産出していました。そして神子畑選鉱場では、明延鉱山で産出されたスズや銅、亜鉛などが選鉱されていたのです。その作業は山の斜面を利用し、高い場所から順番に低い場所へ下ろしていくものでした。
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