更新日: 2024年1月20日
福知山線の廃線跡は人気のハイキングコース!
春の桜、秋の紅葉、使われなくなったトンネルに鉄橋……。宝塚市と西宮市にまたがる福知山線の廃線区間は、見どころいっぱいの遊歩道に姿を変えています。
福知山線の廃線跡のもとは阪鶴鉄道だった
尼崎と京都の福知山を結ぶ福知山線で、生瀬(なまぜ)駅から武田尾(たけだお)駅に至る区間は、現在ではほぼストレートな路線となっています。しかし、かつては武庫川の渓谷に沿うように線路が敷かれ、途中には6つのトンネルと3つの橋がある複雑なコースでした。
この区間では、明治時代の1899年、伊丹に拠点を置く阪鶴(はんかく)鉄道によって最初に線路が敷設されています。大阪・神戸の大都市圏近郊を走っているにもかかわらず、険しい山間部にあるため電線の敷設は立ち遅れ、長らく単線の非電化区間でした。
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