更新日: 2024年1月20日
弾丸列車計画とは?~意外な形で兵庫県内に残る線路予定地~
神戸近郊の高速道路やバイパス道路、駅の跡地を転用した町中の公園……。何げない風景のなかに、戦前にあった超特急の構想の痕跡が隠れています。
弾丸列車計画とは?
日本では戦前、新幹線の原形となる超特急の敷設計画がありました。それが「弾丸列車」です。建設が決まったのは1940年で、国内で標準とされている1067mmのレールでなく1435mmのレール(国際標準軌)と高出力の大型車両を使用し、東京から下関までを9時間で結ぶ予定でした。
さらに、下関から海底トンネルで朝鮮半島に渡り、中国大陸を経由してヨーロッパにまで至る壮大な案までありました。
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