更新日: 2024年1月22日
清水港の歴史~開港120年以上の港は世界に開かれた静岡県の海の玄関口!~
2019年に開港120周年を迎え、世界の海への玄関口として機能する清水港は、飛鳥時代にすでに「湊」としての機能が備わっていたとも言われています。
時代とともに移り変わるその姿を俯瞰してみましょう。
目次
清水港の歴史:起源は飛鳥時代
清水港の起源は飛鳥時代、西暦600年代まで遡ります。『日本書紀』には、現在の清水港周辺でつくられた船で豪族の庵原(いはら)氏が百済(くだら)への救援将軍として出航した、という記録が残っています。
戦国時代から江戸時代にかけては、今川氏・武田氏・豊臣氏の戦略基地として用いられ、徳川の時代に入ると、江戸と大坂を結ぶ重要な海陸の交易地として幕府に重用されました。主に扱われていたのは米と塩で、「千石船(せんごくせん)」と呼ばれる巨大な帆船が港を賑わせていたといいます。
静岡県内の港湾一覧
静岡県内には国際拠点港湾の「清水港」をはじめ、重要港湾の「田子の浦港」「御前崎港」また12の地方港湾があります。
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