更新日: 2024年1月20日
伊豆急行線とJRが一体となって形成する伊豆半島東海岸沿いの鉄道ルート
熱海市から下田市へ至る鉄道は、伊東駅を境に北側がJR伊東線、南側が伊豆急行線と2つの路線に分かれていますが、多くの列車が両路線を直通し、JRと私鉄が一体となったスムーズな輸送ルートが形成されています。
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「伊豆急行線」は伊豆半島を走る鉄道
市販の全国版時刻表では、いずれもまずJR各線の列車時刻が掲載され、その後に私鉄やバス、飛行機、船の時刻が掲載されています。一部JRと同じパートに時刻が掲載されている私鉄もありますが、その多くは国鉄・JRから転換された、あるいは国鉄・JRとして開業する予定だったなどの、“JRに準ずる鉄道”とでもいうべき第三セクター鉄道です。純粋に民間資本で運営される一般の私鉄の時刻は、基本的には時刻表の後ろの方の限られたスペースに、多くの場合一部列車のみの収録など、かなり省略して掲載されています。
ところが、純粋な私鉄でありながら、どの全国版時刻表でも堂々とJRと同じパートに全列車の時刻が掲載されている鉄道があります。伊東駅~伊豆急下田駅間45.7㎞を結ぶ伊豆急行線です。
全国版時刻表のJRのパートには、伊豆急行線の時刻が東海道本線の東京駅~熱海駅間、伊東線(熱海駅~伊東駅間)との3線区セット、または伊東線との2線区セットで掲載されており、同線に東京方面からは特急列車が、熱海からは普通列車がいずれも多数直通運転されていることが、一目でわかるようになっています。
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