更新日: 2024年1月18日
沼尻鉄道の活躍!~軽便鉄道として硫黄輸送や旅客営業を行った~
磐越西線川桁~沼尻間を走っていた沼尻鉄道。
鉱山から硫黄を輸送したほか旅客営業も行う軽便鉄道でしたが、昭和40年代に波乱の最後を迎えます。
目次
沼尻鉄道も活躍した軽便鉄道とは
昭和40年代頃まで、日本各地にナローゲージの軽便鉄道(けいべんてつどう)が多数存在していました。ナローゲージとは通常よりも狭い軌間(レールの幅)をいい、日本ではJR線などで用いられている1067㎜よりも狭い、762㎜などがそれに当たります。762㎜は広く普及した軌間で、2フィート6インチであることからニブロクとも呼ばれました。
それまで特例を除き、軌間1067㎜と定められていた私設鉄道条例に対し、1910(明治43)年に制定された軽便鉄道法により、低廉なナローゲージの敷設が可能となりました。こうして明治末期から大正期にかけて、762㎜の軽便鉄道が全国に普及しました。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!