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【神奈川県の人口】急成長をした神奈川県川崎市の人口増加

横浜市全体の人口増は緩やかで、代わって台頭したのが川崎市

横浜よりも東京に近い好立地、かつての工業地や農地の再開発を追い風に、昭和55年の104万都市が平成30年には151万都市へと成長。全国で20ある政令指定都市で最小面積の川崎市は、人口で全国8位に躍進しました

かつての公害病「川崎ぜんそく」などダークなイメージも今は昔。タワーマンションが林立する武蔵小杉を擁する中原区は、県内1位の増加率5.82%を誇ります。

人口の増減は平成22年度と平成27年度の国勢調査比

【神奈川県の人口】その他の地域の人口変移

面積が県内最小の開成町は、子育て支援や工場誘致が奏功し、都心へ遠い立地をはねのけ人口増加率は約4%と7位にランク。

他方で、箱根町、真鶴町など県の西端地域では、人口減少が顕著なものになっています。

人口の増減は平成22年度と平成27年度の国勢調査比

神奈川県の所得格差

所得に目を移すと、横浜市や川崎市を抑えて、県東のセレブタウンである鎌倉市・葉山町・逗子市が400万円超で上位を独占しています。

対して、真鶴町・湯河原町・箱根町などの県西が苦戦。所得格差は約165万円に上っています。

各市町村の合計所得(総所得金額等)を納税義務者数で割った額を掲載。県平均は367.8万円 出典:平成30年度版 神奈川 県市町村税財政データ集(デー タは平成28年度)

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