更新日: 2024年1月18日
磐越西線の歴史~会津地方の大幹線!かつては東京と新潟の架け橋に~
上越線が全通するまで東京と新潟を結ぶ重要路線だった磐越西線は、同線の開通後も会津地方連絡の大幹線に変わりはなく、多くの列車が走っています。
目次
磐越西線の歴史:私鉄の岩越鉄道からはじまる
磐越西線(ばんえつさいせん)は、郡山駅から新潟県の新津(にいつ)駅までの175.6㎞を結ぶ路線です。
歴史は古く、私鉄の岩越(がんえつ)鉄道が郡山~中山宿間を1898(明治31)年7月に開業させたのがその始まりです。翌年7月に若松(現・会津若松)駅まで延伸し、1904(明治37)年1月には喜多方駅まで開業。1906(明治39)年の鉄道国有法の公布によって岩越鉄道は国有化。1909(明治42)年に岩越線となり、1914(大正3)年11月には新津駅まで全通。1917(大正6)年11月に平(現・いわき)~郡山間の平郡線(へいぐんせん)が全通し磐越東線(ばんえつとうせん)となり、岩越線は磐越西線と改称されました。
磐越西線・福島県域の路線図
磐越西線は郡山~新津(新潟市)の175.6㎞を43駅で結び、福島県内には18駅あります(臨時駅含む)。東北・山形新幹線も停車する郡山駅はもとより、会津若松駅では只見線、会津線と連絡するなど会津地方と首都圏や他地域を結ぶ重要路線です。
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