更新日: 2024年11月28日
奥羽本線・福島~米沢間の存在感!板谷峠を越え山形新幹線も走る
奥羽本線の福島~米沢間には急峻な板谷峠が待ち構え、かつては専用の機関車を投入しスイッチバックもありました。
その地を今や山形新幹線も走ります。
目次
奥羽本線・福島~米沢間の板谷峠は全国屈指の鉄道の難所!
奥羽本線(福島~青森間484.5㎞)の福島~米沢間には、奥羽山脈(おううさんみゃく)を越える板谷峠(いたやとうげ)があります。峠駅をサミット(峠越えの頂上)とする前後には33.3パーミル(最急38パーミル)の急勾配が連続し、全国屈指の鉄道の難所として知られています。庭坂(にわさか)駅から途端に険しくなる急勾配には、途中に平坦な停車場を設ける余裕はなく、赤岩駅、板谷駅、峠駅、大沢駅が4連続のスイッチバック駅となりました。
1899(明治32)年5月に開通して以来、多くの列車が喘ぐように峠を走り、苦難の歴史が刻まれました。1949(昭和24)年、待望の直流電化が完成。1968(昭和43)年には交流化されたが難路に変わりはありませんでした。
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