更新日: 2024年1月14日
鹿島臨海工業地帯が茨城県最大の工業地帯に発展するまで
国・県・地元が一体となった大事業で誕生した鹿島臨海工業地帯。広大な海岸砂丘から重要な産業拠点に生まれ変わり、日本経済を支えています。
鹿島臨海工業地帯がある鹿島地域はどんなところ?
鹿島灘(かしまなだ)に面し、海岸砂丘が約28km続く鹿島地域(鹿嶋市、神栖市(かみすし))。大正時代以降、半農半漁の集落が形成され、第二次大戦中には軍用飛行場が設置されました。戦後、跡地を入植者が開拓し、サツマイモや落花生、たばこなどの栽培が普及しました。
昭和30年代前半、京浜・京葉工業地帯の過密解消を目指す政府や財界は、新しい工業地帯の候補地として、東京から約80kmと近く、広大な土地があり、霞ヶ浦や北浦の豊かな水源を備えた鹿島に注目しました。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!