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【茨城県の近代】都市開発の流れによりそれまでの物流と産業構造を変容 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

【茨城県の近代】都市開発の流れによりそれまでの物流と産業構造を変容

幕末の混乱を経て、ついに茨城県が誕生します。明治の近代化から戦中、戦後の復興期を経て、県内にはどのような産業が根づいてきたのでしょうか。

【茨城県の近代】水戸鉄道の誕生

明治維新以後、版籍奉還(はんせきほうかん)や廃藩置県、さらには府県統合を経て茨城県が誕生し、現在の県域が確定します。

茨城の近代化において、大きな役割を果たしたのが鉄道です。県内最初の鉄道は1889(明治22)年に開通した水戸鉄道で、水戸〜小山(おやま)間の67.7kmを結びます。1896(明治29)年には現在のJR常磐線の前身である日本鉄道海岸線が開通しました。

霞ヶ浦から北浦、利根川を経て東京へと到る蒸気船は昭和初期まで運行が続けられますが、県内の主要な交通手段は水運から陸路へとシフトし、鉄道が県内産品を県内外へと運搬するようになりました。

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