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茨城県の人口~TX効果で人口増加も南北格差が顕著-データでわかる全44市町村- 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

茨城県の人口~TX効果で人口増加も南北格差が顕著-データでわかる全44市町村-

茨城県には政令指定都市もなく、巨大都市が存在しません。最大人口を誇る県庁所在地の水戸市でさえ27万人に満たないほどで、つくば市、日立市と中規模の都市がいくつかあるのが特徴です。

【茨城県の人口】地形的に発生しなかった人口集中が近年は顕著に

関東平野の北東部に位置し、総面積の約3分の2を低地や台地が占めている茨城県では、農地や宅地が多くあります。可住地面積は都道府県別で全国4位(2017年、総務省)で、県域の約65.2%にあたる約3975㎢にも及びます。そのため、県内各所に居住地ができ、人口が集中するような都市が生まれなかったといえます。

しかし、近年は県南への人口集中が著しく、茨城県は東京都市圏(1都3県)に含まれないものの、県南部は東京との交通利便性が高いためベッドタウンとして発展しています。これには、2005(平成17)年に開通したつくばエクスプレス(TX)の存在が大きく関係しています。

出典:週刊東洋経済臨時増刊『都市データパック2020年版』
※人口の増加率は平成22年度と平成27年度の国勢調査比。人口は令和2年4月1日現在。

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