更新日: 2024年1月14日
『奥の細道』の宮城県内の風景をめぐる~俳人・松尾芭蕉の足跡をたどる「おくのほそ道の風景地」~
松尾芭蕉がおくのほそ道の旅に出てから約330年。
伊達の大木戸(おおきど)を越えて宮城に入り、尿前(しとまえ)の関から山形に出るまでの旅の行程をたどります。
※は国指定の名勝「おくのほそ道の風景地」に選ばれています。「おくのほそ道の風景地」は、『おくのほそ道』に登場する優れた風致景観を保護するため25カ所を指定しており、宮城県では最多の7カ所が指定されています。
目次
『奥の細道』は宮城県とゆかりが深い
1689(元禄2)年、松尾芭蕉が門人の曾良(そら)を伴い、陸奥・北陸の歌枕の縁の地を訪ね、大垣に至る旅に出ました。約2400km、約150日におよぶ長旅でした。
この旅路の記録は、のちに紀行文学の傑作である「おくのほそ道」としてまとめられ、現在まで読み継がれています。書名は、仙台から壺碑へ向かう道中を描写した「おくのほそ道の山際に十符の菅有」という文章からきているともいわれ、宮城県とのゆかりも深くなっています。
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