更新日: 2024年1月14日
きっかけは若宮丸の遭難だった!?日本人初の世界一周旅行は仙台藩の船乗り!
日本で初めて世界一周を成し遂げた、仙台藩出身の4人の船乗り。
遭難をきっかけに世界をまわり、11年の時を経て帰国するまでの道のりをたどります。
目次
若宮丸の遭難が日本人初の世界一周旅行のきっかけ
1793(寛政5)年11月、石巻から米と木材を積み、16人の乗組員を乗せて江戸に向けて出港した若宮丸(わかみやまる)。ところが、塩屋崎(しおやざき)沖(福島県いわき市)で暴風雨にあって遭難してしまいます。
そのまま半年ほど漂流し、1794(寛政6)年5月に北太平洋のアラスカ半島からカムチャツカ半島にかけて連なるアリューシャン列島の小島に漂着しました。この間、食糧はありましたが、水がなくなってしまい、渇きに耐える必要があったといいます。
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