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【宮城県の産業】仙台市の事業所数は減少している

東北新幹線が整備され、東京から最短約1時間30分で仙台に行けるようになると、支店を置くよりも出張するほうが効率的になり、事業所数は減少したとも聞きます。確かに、平成26年の統計では、仙台市の事業所数は4万9555で、2年間で約4000事業所が減っています。

平成23年の東日本大震災後、復興需要により事業所が一時的に増えていたことも減少の一因でしょう。最近は復興事業がほとんどなくなり、それに伴って事業数が減っているのかもしれません。

【宮城県の産業】仙台市の事業所数は減少している
出典:総務省「平成27年国勢調査」

※各市町村の完全失業者数を労働力人口で割り、100をかけた値を掲載。

【宮城県の産業】仙台以外の地域では農業と漁業も盛ん

仙台市では商業やサービス業が中心ですが、県内のその他の地域では農・漁業も盛んです。

漁業なら石巻市が約7万5000t、気仙沼市が約4万t、塩竈市が約2万tで漁獲量が突出して多いといわれます。

【宮城県の産業】仙台以外の地域では農業と漁業も盛ん
出典:農林水産省「平成29年海面漁業生産統計調査」

農業なら登米市、大崎市、栗原市、石巻市、色麻町の順。 いずれも県北部地域の米どころとなっています。

かつては農業地帯としても名高かった仙台・名取地域は、 商・工業化や都市化が進み、農業生産額は両市合わせても、 登米市の3分の1程度でしかなくなっています。

出典:農林水産省「平成29年市町村別農業産出額」

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日本の各県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。宮城県の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載!

●地図で読み解く宮城の大地

・複雑な地形が美しい三陸と松島はどうやってできた?
・奈良の大仏のメッキには涌谷産の金が使われていた!
・県西部に連なる火山群と数々の温泉地の関係とは、荒れ狂う北上川が舟運路に!
・伊達政宗が始めた一大治水事業、暗渠化した四ツ谷用水をたどると見えてくる伊達政宗の町づくり
・「杜の都」の由来となった森はいったいどこにある?
・東京駅丸の内駅舎に使われた雄勝石をめぐる波乱のドラマ

などなど宮城のダイナミックな自然のポイントを解説。

●宮城に開かれた道の歴史

・東北中の人々が旅した奥州街道!その繁栄を支えた宿場の光と影
・険しい奥羽山脈を越えて宮城と山形を結んだ道の歴史
・海運時代の幕開けとともに活発化した阿武隈川の舟運とは?
・野蒜港計画とともに消えた幻の巨大運河ネットワーク構想
・東北新幹線が仙台駅前後で不自然に蛇行する理由とは?
・東京メトロより古い 日本初の地下路線があった仙石線

などなど、意外と知られていない宮城の交通トリビアを厳選してご紹介。

●宮城で動いた歴史の瞬間

・宮城の豊かさを伝える旧石器や縄文の遺跡が各地に!
・東北最大の雷神山古墳が示す仙台・名取の有力豪族
・東北支配の拠点となった陸奥国郡山官衙と多賀城
・藤原家三代秀衡が陸奥守に就任・宮城の地も藤原家の統治下に
・室町時代に権勢を誇った大崎氏・名生館の屋敷で伊達氏らが拝謁
・敵を寄せ付けぬ天然の要害 正宗の拠点・仙台城が完成
・伊達62万石を揺るがせた伊達騒動の顛末を追う
・元禄バブル崩壊で財政危機!5代吉村が改革に乗り出した
・飛行隊基地に陸軍駐屯所など軍都としても栄えた宮城県

などなど、興味深いネタに尽きない宮城の歴史。知れば知るほど宮城の歴史も面白い。

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