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所沢飛行場は日本国内最初の飛行場!所沢に開設された理由とは!? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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所沢飛行場は日本国内最初の飛行場!所沢に開設された理由とは!?

現在、所沢航空記念公園や米軍所沢通信基地などがあるエリアには、かつて所沢飛行場が存在していました。
所沢こそが「日本の航空発祥の地」なのです。

所沢飛行場は日本初の飛行場として完成

かつて所沢市に存在した所沢飛行場は、日本で最初の飛行場であり、所沢は「日本の航空発祥の地」と呼ばれています。

1903(明治36)年のライト兄弟による世界初の有人動力飛行から、欧米で航空技術や急速に発達し実用化が進みました。日本でも航空技術研究の必要性が認識され、1909(明治42)年、陸海軍が「臨時軍用気球研究会」を設立。気球だけでなく飛行機の研究にも着手し、飛行機が利用可能な気球試験場、すなわち飛行場を設置することになりました。そして、複数の候補地から用地は所沢に決定。理由は、鉄道の便の良さ、起伏の少ない地形、落雷の少ない気候などとされています。

そして、1911(明治44)年4月1日に臨時軍用気球研究会所沢試験場が完成。気象観測所、滑走路(幅は約50m、長さは約400m)、格納庫(当初はブレリオ式単葉機(たんようき)、グラーデ式単葉機、ライト式複葉機(ふくようき)、ファルマン式複葉機の4機を格納)、燃料庫が備わっていました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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