更新日: 2024年1月14日
中央西線の愛岐トンネル群~美しいレンガの遺構も残る
中央西線の高蔵寺~多治見間には14のトンネルがありました。
現在、愛知側のトンネル4基と廃線跡は、NPO法人によって保存・整備されています。
目次
中央西線に新線が建設された経緯
東京~名古屋間を結ぶ中央本線は、甲州街道、中山道に沿い、明治期に敷設された重要な交通路です。塩尻を境に以東を中央東線、以西を中央西線と呼び、いずれも山岳路線として知られています。
中央西線の古虎渓(ここけい)駅付近は渓谷に沿って走り景色も美しいのですが、長大トンネルも多く、たびたび視界が遮られます。これは1966(昭和41)年、複線化による輸送力増強のため、従来の単線の線路を放棄して、多治見(たじみ)~高蔵寺(こうぞうじ)間に新線を建設し切り替えたためです。
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