

更新日: 2024年1月13日
金沢文庫は日本最古級の私設図書館!~神奈川の産業・文化~
700年以上前から、鎌倉時代の貴重な資料を収蔵する金沢文庫。
発祥の背景には、この地で興った金沢北条氏の並々ならぬ学問への情熱がありました。
目次
金沢文庫発祥の背景~学問が発展した鎌倉時代とキーマン北条実時
鎌倉時代は、武家による禅宗文化などが花開くいっぽうで、学問が大きく発展した時代でもありました。
幕府は和漢の古事を学ぶための学問所を設け、有力武将たちも学問を尊重したのです。その代表的な存在が、金沢北条氏の祖である北条(金沢(かねさわ))実時(さねとき)です。
実時は、鎌倉幕府の重臣であり金沢北条氏の祖。北条経時(つねとき)や時頼(ときより)、時宗(ときむね)の執権時代には補佐役として重宝され、引付衆(ひきつけしゅう)や評定衆(ひょうじょうしゅう)などの要職を務めあげました。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!