更新日: 2024年1月13日
品鶴線とは?貨物幹線なのに湘南新宿ラインが走る?!~神奈川県の鉄道~
横須賀線や湘南新宿ラインは、東海道本線から大きく離れた別線を走行していますが、このルートこそは、かつての貨物の大幹線でした。
品鶴線は東海道本線の貨物輸送を担った
横須賀線の品川~鶴見間は、走行区間をとって品鶴線(ひんかくせん)と呼ばれています。これは通称名で、正式な路線名は東海道本線。品鶴線はその支線のひとつです。
品鶴線は1929(昭和4)年8月、それまで本線上を走っていた東海道本線の貨物列車を分離すべく、新鶴見操車場とともに貨物線として開業しました。当時、鉄道貨物輸送は増加するいっぽうで、昭和40年代をピークに大繁栄。輸送量が減少に転じていた1972(昭和47)年でも、品鶴線には1日下り149本、上り160本もの貨物列車が運転されていたほどでした。
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