更新日: 2024年1月13日
「大東急」と呼ばれた壮大な路線網!新宿より西南の私鉄はすべて東急だった?!~神奈川県の鉄道~
関東でも屈指の規模を誇る東京急行電鉄。
創業者の手腕は豪胆で知られ、かつて「大東急」と呼ばれる壮大な路線網をもつ時代がありました。
大東急の礎を築いた五島慶太
東京急行電鉄(東急電鉄)は目黒蒲田電鉄(現目黒・多摩川線)が1923(大正12)年に開業したことに始まりますが、その母体は、理想的な郊外住宅「田園都市」開発を進める田園都市株式会社です。
同社は、田園調布や洗足などに分譲用の土地を購入。住宅用交通機関に目黒蒲田電鉄の前身、荏原電気鉄道を設立していました。
近隣には当時、武蔵電気鉄道(のちに東京横浜電鉄に社名変更。現・東横線)、池上電気鉄道(現・池上線)の敷設計画もありました。
そんな折、田園都市株式会社と武蔵電気鉄道に参画し手腕を発揮したのが、東急の事実上の創業者である五島慶太です。
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