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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年11月11日

【箱根山】箱根火山はどうやってできた?~中心に巨大カルデラを有する今なお活発な活動を続ける火山

芦ノ湖など風光明媚な景色はもちろん、箱根湯本や強羅のほか「箱根十七湯」と呼ばれる大小17の温泉地が集結した一大温泉リゾート地となっている箱根。これらはすべて火山の恩恵といえます。
今なお活発な活動を続ける箱根火山は、どのようにして生まれたのでしょうか?

【箱根山】箱根火山の構成

神奈川県南西部に位置する箱根山(火山)は、ひとつの山があるわけではなく、明星ヶ岳、明神ヶ岳、金時山など多くの山々からなる地域全体を指します。

構成要素は、ドーナツ状に連なる外輪山、それに囲まれたカルデラ、カルデラ内の比較的小さな火山群(中央火口丘)など非常に複雑な特徴をもっています。カルデラ内の西側には、県内最大の湖、芦ノ湖があります。

なお、箱根山のカルデラは、およそ東西8㎞、南北12㎞に及んでいます。そして、このカルデラがどうやってできたのかは、日本に地質学が導入された明治時代初期から論争の的になってきました。

ドーナツ状をした外輪山、中央火口丘、さらに芦ノ湖と地図の高低差もまた美しい箱根山 <国土地理院色別標高図を元に作成>

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