更新日: 2024年1月14日
田園調布の開発とその歴史~私鉄の発展とともに関東大震災以降郊外へと広がる東京~
大正から昭和初期にかけて、私鉄の延伸と郊外の宅地開発が並行して進展。
欧米に学んで整備された田園調布は、もともと庶民向けの住宅地でした。
目次
田園調布開発の歴史は大正時代にスタート
大正12(1923)年の関東大震災以降、東京の中心部から郊外へ移住する人の流れと、増加する人口に伴って、民間による東京郊外の開発が進んでいきます。
大正7(1918)年に渋沢栄一らが興した田園都市株式会社(東急電鉄の前身)は、欧米に見られる理想的な住宅地「田園都市」の開発を目指し、洗足・大岡山・多摩川台地区(現在の田園調布)の開発に乗り出します。
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