更新日: 2024年1月14日
成田線や京成線と行商人~かつての名残が残るホーム~
かつて、とれたて野菜などが詰まったカゴを担ぎ、東京行き列車に乗り込んだ行商人。
そんな昭和の名残が、成田線や京成線の駅ホームにあります。
目次
成田線や京成線に残る行商台
JR成田線や京成電鉄には、ホームに荷物台が残された駅があります。成田線の我孫子(あびこ)支線では湖北、布佐(ふさ)、小林、安食(あじき)駅。京成本線では京成臼井、京成佐倉、京成成田駅など。いずれも上りホームに限られています。
これらは、風呂敷包みの大きなカゴを担ぎ、東京に向け列車で行商を行っていた時代に設けられた、行商人たちのカゴを載せる台です。
成田線の我孫子~成田間(我孫子支線)路線図
成田線の我孫子支線(我孫子~成田間)には、湖北、布佐、小林、安食駅などに、行商人が利用する荷物台が現存(2019年9月現在)。
沿線は水運にも恵まれ、かねてより農業が盛んな地域です。
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