

更新日: 2024年1月14日
千葉ニュータウンの歴史と現在~白井・印西・船橋の大開発~
大規模開発としてスタートした千葉ニュータウン。
入居者数が伸び悩み開発失敗と思われていましたが、近年は「住みよさランキング」上位の常連に!?
目次
千葉ニュータウンの歴史:造成の開始
千葉ニュータウンは、白井市、船橋市、印西市の3市にまたがる大開発都市で、首都圏では多摩ニュータウン、港北ニュータウンに次ぐ大きさです。
1950年代、それまでの団地に代わり日本各地でニュータウンの造成が始まりました。千葉県では1966(昭和41)年5月、県北部の森林が広がる北総台地に、計画人口34万人という千葉ニュータウン計画がもち上がりました。事業は県単独で始まり、翌年から用地買収を開始。1970(昭和45)年には造成工事に着手しました。
その後、1978(昭和53)年に住宅開発公団(現・UR都市機構)が事業参画。新都市に必須の鉄道線として、1979(昭和54)年には北総開発鉄道(現・北総線)の北初富~小室駅間が部分開通。開発が進んだ地区からの入居が始まりました。1984(昭和59)年には千葉ニュータウン中央駅が開業し、ニュータウン中央エリアへの入居も開始されました。
千葉ニュータウン付近
白井・印西・船橋の3市にまたがる千葉ニュータウン(オレンジ色部分)。千葉ニュータウン中央駅を筆頭に、北総線各駅周辺に開発が集中しています。
全域の土地利用区分(計画)は、住宅や公益施設などを含む宅地が全体の64%、その他が道路や公園、緑地といった公共用地です。
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