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更新日： 2024年10月8日
超未来都市「NEOM」～石油・天然ガス依存からの脱却を図る世界屈指の産油国の戦略～
中東経済の柱といえば、もちろん石油や天然ガスなどの資源の輸出です。
オイルマネーの力はあまりに大きく、産油国の経済を潤し、国際社会での地位までも押し上げています。
しかし、最近は世界的にクリーンエネルギーへの転換が進み、中東でも「脱石油」を目指して経済システムを変えようとする国が出てきました。
サウジアラビアの野心的な国家指針
世界第２位の産油国サウジアラビアでは、２０１６年にムハンマド・ビン・サルマン皇太子が「ビジョン２０３０」を発表。２０３０年に向けて石油依存型経済から脱却し、投資や観光、製造、物流、スポーツなどによる経済の多角化を推進することにしました。
そのうち、よく知られているのがスポーツビジネスです。国内のサッカーリーグに高額年俸でスター選手を招いたり、ゴルフやモータースポーツなどに投資したりして、世界中を騒がせています。
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