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アップルの生産拠点は中国からインドへ~ファブレス企業の製造拠点からみるモノづくりのトレンド 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年9月19日

アップルの生産拠点は中国からインドへ~ファブレス企業の製造拠点からみるモノづくりのトレンド

世界経済においては、モノづくりの拠点が時代とともに変化してきました。
その製造拠点をたどると、モノづくりのトレンドがみえてきます。

時代ごとに変わるファブレス企業の生産拠点

19世紀に世界最大の工業国になったのがイギリスです。18世紀後半に産業革命が起こると、輸入した原材料で工業製品を大量生産して海外に輸出するサイクルを確立。「世界の工場と呼ばれました。

その後、20世紀後半に新たな世界の工場として名を馳(は)せたのは中国でした。政治的には社会主義体制をとりながら、経済的には改革開放政策で資本主義のしくみを導入。安くて豊富な労働力を武器に外国資本を呼び込み、大量につくった製品を輸出して、1998年には輸出額で世界一に躍進しました。

同時期、東南アジアのタイやマレーシアでも経済が発展。少し遅れてベトナム、インドネシア、フィリピンでも成長がはじまり、現在は中国より東南アジアを製造拠点とする外国企業が増えています。

こうした流れのなか、アメリカを代表する通信機器メーカーのアップルも製造拠点を移しつつ成長してきました。

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