更新日: 2024年8月16日
中東・イエメンってどんな国?~イエメンの暫定政府は、首都サヌアから退避中
イエメンの国旗の赤は、独立と統一を達成するために流された血、白は明るい未来、黒は暗い過去の日々を表しています。南北イエメンが統一された1990 年に制定されました。イエメンの首都サヌアは、方舟で有名なノアの息子、セムが建てたとされる世界最古の町のひとつですが、続く内戦で武装勢力に占拠されています。
イエメンのかんたん概要
シバの女王が統治したという、アラビア半島南部の肥沃な地。イエメンの内戦に終止符は打たれるのでしょうか。
政体:共和制
人口:3049万1000人(東京都の2倍強)
面積:52万7970㎢(日本の1.4倍くらい)
首都:サヌア
大都市:サヌア、アデン、タイズ
通貨:イエメン・リアル
言語:アラビア語、英語
宗教:イスラム教スンナ派、シーア派
石油:9万5000バレル/日
1人あたりのGDP:585USドル(約6万円)
イエメンは内戦で経済は疲弊し、中東諸国のなかでは最貧国となっています。農業・漁業が中心ですが、石油と天然ガスも産出しています。
国名の由来:「肥沃な土地」
イエメンの名産は、マンゴーやバナナなどの果物。肥沃を意味する言葉が国名の起源ともいわれています。古くから実り豊かな土地と考えられています。
国民性トリビア:イエメンでは、女性は従順なほうがよいという価値観がありましたが、近年は変わってきています。
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