更新日: 2024年8月9日
中東・バーレーンってどんな国?~首都はマナーマ。解放思考と保守思考が同居する島国バーレーン
バーレーンの国旗の赤は、ハワーリジュ派を表す色。そこにイギリスが白を足すよう要請。昔は境界が直線だったり、ギザギザの数がもっと多かったりしました。首都マナーマにあるバーレーンのシンボルでもあるモダ・モールでは、所得税0%のバーレーンの人々が買い物を楽しんでいます。
バーレーンのかんたん概要
王族はスンナ派、民草はシーア派。バーレーンは開放思考と保守思考が同居する、二面性を持った湾岸の小さな島国。
政体:立憲君主制
人口:174万8000人(熊本県とほぼ一緒)
面積:780㎢(宮城県仙台市とほぼ一緒)
首都:マナーマ
大都市:マナーマ
通貨:バーレーン・ディナール
言語:アラビア語
宗教:イスラム教シーア派が多いが王族はスンナ派
石油:約20万バレル/日(サウジ共同開発分含む)
1人あたりのGDP:26,294USドル(約287万円)
バーレーンの石油は、ほぼ枯渇しています。石油精製、アルミ精錬、金融、観光など産業を多角化していますが、シーア派の若者の失業問題が深刻です。
国名の由来:「2つの海」
アラビア語では、「バフレーン」と発音。「バフル(海)」と「エイン(2つ)」です。塩水の海の底には、きれいな真水が湧いた海があるという伝説にちなむものです。
国民性トリビア:イスラム教の戒律は緩め。とはいえラマダンはしっかり行い、守るところは守ります。
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