更新日: 2024年8月9日
中東・クウェートってどんな国?~湾岸戦争から30年。大国間でバランスをとるクウェート
クウェートの国旗の黒は戦い、緑は平和、白は清廉、赤は血( 勝利)を表しています。13 〜14世紀の詩人アルヒリーの詩に由来する配色で、汎アラブ色と呼ばれます。イラン・イラク戦争、湾岸戦争を乗り越えたクウェートの歴史と現状とは。
クウェートのかんたん概要
油田発見の幸運と悲劇。湾岸戦争から30年が過ぎて、クェートはもはや「戦後」ではありません。
政体:立憲君主制
人口:432万9000人(大阪府の半分くらい)
面積:1万7820㎢(四国よりやや小さい)
首都:クウェート
大都市:クウェート、ジャフラ
通貨:クウェート・ディナール
言語:アラビア語、英語
宗教:イスラム教スンナ派、シーア派
石油:268万6000バレル/日
OPEC:加盟
1人あたりのGDP:27,927USドル(約304万円)
クウェートは、石油中心の経済。産業多様化を目指して金融に注力しています。クウェートには河川がなく、農地が少ないので食料自給率は低いです。
国名の由来:「小さな砦」
アラビア語で「小さな砦」という意味。クウェートという地名が使われ始めたのは比較的新しい時代で、17世紀末頃といわれています。
国民性トリビア:イスラム教の戒律は割と厳格ですが新しいもの好きで、欧米の流行チェックを欠かしません。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!